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4月9日(火)に東京の溜池山王で開催予定のアナリティクスサミットですが、その講演内容が徐々に固まってきています。

まず最初は株式会社ワークマン 土屋 哲雄 氏の講演です。
『「データ経営」で第2のブルーオーシャン市場を開拓 ~ 全社員へのデータ教育と需要予測の実践的取り組み ~』
今回、ワークマンの土屋氏にお願いして、一歩踏み込んで予測分析の手法についてご紹介いただきます。
私自身、R言語用の機械学習の時系列予測プログラムを使って、eコマースサイトの売上予測を行ったことがあります。これは試しにやってみた、というレベルの話です。
最近はGoogleやFacebookが機械学習用のライブラリーを無料で提供していますので、時系列予測自体は意外に簡単に出すことができます。
ただ、そこで感じたのは、予測を実ビジネスで活用していくには、相当高い壁を乗り越えないといけない、という点です。

ワークマンの今回の講演にはまさにその点が記載されています。
以下その講演概要文です。

>国内メーカーはアルゴリズム自動選択型の需要予測をベースに自
>主的に納品して、当社は全量買い取っています。加盟店からの発
>注業務も完全自動化しました。日経トレンディ2019年ヒット予測
>で1位になったアウトドアウェア新業態店「WORKMAN Plus」でも、
>開店時から自動発注を使っています。

まさに需要予測自体を実ビジネスに、それも商品発注にも活かしている、ということで、その精度や手法もさることながら、そこに至るまでの過程も興味深いところです。

アナリティクスサミットにふさわしい、他では聞けない内容になっていると思います。

2つ目の講演は、元花王でアビームコンサルティングの本間 充 氏の講演です。
『最新データ分析チームの強化方法 ~B2Bにおけるチーム作りのコツ~』
アナリティクスアソシエーションに参加する企業でも、内製のデータ分析チームを組む企業が増えてきています。ここでも、分析を行った上で、それをどう実ビジネスに活かしていくのか? 特にB2Bビジネスの場合、複数の部門にまたがる取り組みが多く、また旧来の営業手法との壁で、データを活用することが簡単ではありません。

本間氏の講演の概要文には以下のような文章があります。

>事業を行う企業の中の分析チームは、分析の結果をマーケティン
>グの改善など次のアクションに導くことまでが求められています。

文章にすれば2行ですが、こう書ききるためには、組織を動かすための経験と深い洞察が必要です。
私自身、本間氏のご講演は数度お聞きする機会がありましたが、今回は「分析」のチームでの活用の仕方、と少し踏み込んだ内容になっています。

機会を見て、他のご講演についても紹介できればと思います。
今回のアナリティクスサミットが、皆様のデータ分析を更に一歩進めて、実際にビジネスに活かせるヒントがご提供できるのではないかと考えています。

アナリティクスサミット2019

コラム担当スタッフ

大内 範行

アナリティクスアソシエーション
代表
オオウチコム

アナリティクスアソシエーション代表
主な会社経歴は、日本アイ・ビー・エム、マイクロソフト、Google、コニカミノルタジャパン。
Googleでは、2011年から7年間、Googleアナリティクスの技術サービス・マネージャとしてアナリティクスの普及をリードした。コニカミノルタジャパンでは、デジタルマーケティング戦略部の部長として、事業会社のデジタルマーケティング戦略を支援しつつ、ソリューション戦略をリードする役目を担っている。
その他、2000年には自らSEO企業を創業、また数々のSEOやアナリティクスの書籍も執筆してきた。
主な著書『できる100ワザ SEO&SEM』、『できる100ワザ Google Analytics』、『SEM検索連動型キーワード広告 Web担当者が身につけておくべき新100の法則』。
2008年に代表として協議会「アナリティクスアソシエーション (a2i.jp)」を設立し、現在に至るまで10年以上、その企画運営を行っている。2015年6月に協議会アナリティクスアソシエーションから『新しいアナリティクスの教科書』(インプレス)を出版

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