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活動報告

| 開催日時 | 2025/09/30(火) |
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| 会場 | オンラインセミナー |
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2025年9月30日(火)に、池田紀行氏(株式会社トライバルメディアハウス代表)を講師に迎えたオンラインセミナー「マーケティング戦略づくりの要諦 ~『デジタルの枠』を超えて」を開催しました。
デジタルマーケティングが激変し、より施策の効果がわかりにくくなっています。限られた計測データに頼れば、偏ったデータから間違った意思決定をしてしまいます。現に私たちはそのような環境にいます。
マーケティングはデジタルだけで完結しません。デジタルの手法や技術の追求から一歩引いて、マーケティングの原点に立ち返って戦略を描き直す重要性が高まっています。
池田氏は本セミナーの目的を、
「売上に影響を与える変数と 因果構造を理解することでデジタルの位置づけを俯瞰できるようになること」
とし、著書『売上の地図』『業界別マーケティングの地図』『マーケティング「つながる」思考術』の3部作から、実務に活かせる知見を体系的に解説されました。
冒頭、「広告費の半分は無駄遣いだが、その半分がどちらかがわからない」という100年前のジョン・ワナメーカーの言葉を引用しました。マーケティング効果測定の本質的な難しさからはじめ、デジタル化で見える化が進んだ一方、「見えるデータだけで全てを判断する危険性」を指摘します。
売上は単純な因果関係ではなく「因果の構造」でできていると解説し、複数の施策が同時進行する中、どの要素が売上に影響しているかを構造的に捉える必要性を強調されました。
自動販売機のボタンを押すような「売れるボタン探し」ではなく、イコライザーをチューニングするように各変数を最適化していくアプローチが重要とのことです。
ターゲット顧客には、「いますぐ客」と「そのうち客」がいます。とてもわかりやすい定義です。ただ、どうしても広告主は「いますぐ客」を追い求めがちです。
しかし、より重要なのは、「売り場」と商品やブランドの「想起率」と、最重要変数を定義しました。
「○○といえば?」で思い浮かぶ想起集合の豊富な調査データから、特に第1想起を獲得することが購買に直結すると、豊富なデータとともに示されました。
次に普段何気なく使っている「KPI」と「KGI」、続いて「費用対効果」と「投資対効果」について、非常に明確に解説されました。
特に、「費用対効果」と「投資対効果」をきちんと分ける重要性は強く印象に残ります。
短期的な獲得施策と長期的な育成施策はどちらも大切です。どちらもバランスよく取り組み、デジタルマーケティングの獲得施策に寄った予算を、より長期的なブランド価値向上への「投資」に向けていくことが重要です。
最後、活発な質疑応答の中、特に印象に残ったのは、「お買い物日記」のお話です。
自分が「買い物」でお金を払う先には、必ずその商品のマーケターがいます。マーケティングを難しく考えず、まずは自分の消費行動への感度を高めることからはじめましょう。
自分が少し特別な買い物をしたとき、「なぜその商品を買ったか」、そして「なぜ隣の商品を買わなかったか」を言語化することが、マーケターとしての成長につながると語られました。
マーケティングを「デジタルマーケティング」と狭く捉えず、「デジタル時代のマーケティング」として全体を俯瞰する視点で見直していきましょう。人が人に対して行うマーケティング活動の中で、売上の因果構造を理解しながら戦略を構築することの重要性が示されました。
▼有料個人会員、有料法人会員は、このアーカイブ動画を視聴できます。(2025年12月31日まで)
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