コラムバックナンバー
メールマガジン2011年7月26日号より Cinci いちしま泰樹
私事で恐縮ですが、先日、携帯電話をスマートフォン(Android)に変えました。自宅でiPadは利用していたとはいえ、普段使いでの携帯情報端末の環境が大きく変わったことになります。
このメルマガの読者のことですから当たり前と感じる方が数多くいらっしゃると思いますが、それを承知の上で約1週間利用して感じたことを書いてみます。
まず、意識してブラウザを起動させることがほとんどないということ。スマートフォンの利用開始時はどうしてもアプリを入れたり試したりを頻繁にするとはいえ、一度も意識してブラウザを起動させていないように思います。
もちろん、アプリがリンク先のページを表示させるためにブラウザを立ち上げているのは把握しています。それでも、アプリが「主」でブラウザが「従」という状態です。ブラウザを利用している感覚はあまりなく、あくまでアプリの延長としての利用です。そして、ある程度のブラウジングが終わると、アプリに戻ります。
少なくともモバイルでのネット利用方法が、個人的には大きく変化しました。
サイトが「誰に」「どんなときに」「どこで」「どのように」使われるのかによって、サイトそのもの、そしてコンテンツをどう最適化させるのかという課題が現在進行形であるというのはわかっているのですが、文字どおりそれを目の当たりにしたことになります。それは「モバイル」という領域だけの話ではなく、「デスクトップ」「モバイル」を両方含めて、という話です。
もうひとつ。これも数年前から議論されていますが、サイトの分析というものが、サーバーログやビーコンで計測集計されたいわゆる「アクセス解析」だけでは把握しきれない状態であるということ。アプリ経由のブラウジングはリファラが残らないといった計測上の事象から、それ以前にブラウザを介さずアプリで完結してしまうという環境の側面、そもそもネットの利用方法が大きく変わりつつあるという社会行動の側面。
混沌としているようにも見えるかもしれませんが、とはいえマーケティングとして数字やデータとの接し方の本質は今後も変わらないでしょう。扱うデータやそれらの連携の必要性はますます増えていくでしょうけれども。
おもしろい時代になってきました。
2026/04/22(水)
オンラインセミナー「「AIで分析」と聞いて身構えるみなさんへ。コード不要で進める時短ウェブサイト改善」|2026/4/22(水)
「AIで分析」と聞いた瞬間、急にハードルが跳ね上がる感覚はありませんか? プログラミングが必要そう。なんとなく自分には無理そう。MCPとかC …
2026/03/18(水)
オンラインセミナー「GA4×生成AIで改善提案の精度を高める ― AIから「使える施策」を引き出す実践アプローチ ―」|2026/3/18(水)
GA4によるサイト改善は、生成AIと組み合わせることで新しい段階に入りつつあります。 しかし一方で、「AIに分析させても表面的なコメントしか …
2026/02/19(木)
オンラインセミナー「GA4×ヒートマップで成果を出すCVR改善入門」|2026/2/19(木)
本セミナーは、Google アナリティクス 4(GA4)とヒートマップを活用してCVR改善の施策設計と効果検証を再現性高く行うための実践的な …
【コラム】生成AI時代だからこそ、私はペルソナを大切にしたい
株式会社A-can 白砂 ゆき子「ペルソナなんて、いらないのでは?」 最近、そんな声を聞く機会が増えました。 私がペルソナの要・不要を改めて考えるきっかけとなったのは、最近 …
【コラム】「生成AIで人員を減らせる」は本当?─デジタルマーケティング組織はむしろ強化すべき
アナリティクスアソシエーション 大内 範行デジタルマーケティングやデータ分析の仕事がどう変わるか、というのが私の今年のテーマです。それは事業会社と支援会社の関係の変化につながり、「支 …
【コラム】生成AIは「飼い主」を選ぶ──GA4×生成AIで「使える施策」を引き出すために
アナリティクスアソシエーション 大内 範行生成AIに仕事をさせてみたものの、表面的なコメントしか出てこなかった──そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 「プロンプトが悪 …