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ゴールデンウィークの連休中、カメラを持って日帰りで毎日のように出掛けていました。そして、帰宅してパソコンで写真データを整理していると、必ず思うのです。

もっといいカメラなら、いいレンズなら、素敵な写真が撮れるのに、と。

もちろんわかってはいるのです。カメラやレンズがよくても必ずしもいい写真は撮れません。

何をどう撮るか、構図やシャッターチャンスやセンス、そして絞りやシャッタースピードや露出補正といった技術的な部分、等々…。様々な側面を磨かなければ、安定していい写真は撮れません。


もちろん、高価で高機能なカメラであれば、技術的な部分をある程度自動で処理してくれるので、構図やシャッターチャンスに専念することができます。いいレンズであれば、より被写体に近づくことができ、また繊細で深みのある写真が撮れます。

結局のところ、何をどう撮るか、そのためにカメラに何を求め、どう活かし、任せるか。そうやって少しずつ写真の腕は上がっていくのだと思います。あとは日々の努力の積み重ね。

なんだか、アクセス解析ツールと似ています。カメラもアクセス解析ツールも「道具」「ツール」ですから、そうですよね。道具やツールにおんぶにだっこでは、「それなり」のレベルで終わります。

高価で高機能のアクセス解析ツールを導入しても、何をどう分析し、どう活かすかにしっかり取り組まなければ、ビジネスの改善に繋がりません。高機能だからこそ得られるデータやレポートも、目的なくそれを眺めるだけであったり、次につなげることをしなければ、ただの数字です。

そういう視点で、アクセス解析ツールに向き合ってみませんか。ツールが何かをしてくれるのではなく、我々がツールに何をしてもらうのか。

と、自分が求めるカメラの選定に入った次第です。予算も捻出して稟議も通さなければいけません。

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