コラムバックナンバー
株式会社真摯 いちしま 泰樹
発信元:メールマガジン2018年8月8日号より
そろそろ夏期休暇のところも多いと思います。もう休暇中の予定を立てていらっしゃる人も多いかもしれませんが、移動中の空き時間や予定の決まっていない日に、普段なかなか取り組めないような学習をしてみるのはどうでしょう。
というのも、Googleが提供している「Googleデジタルワークショップ」という無料のオンライン講座がなかなか良く、ちょっとオススメしたいのです。デジタルマーケティングに携わる人は、受講して損はないと思っているのです。
内容は非常に基礎的なものです。動画は数分のものが中心で、何より日本語で提供されています。インターネットビジネスの概要、SEOや各種広告、ソーシャルメディア、分析、ECから海外展開まで、網羅的に体系立てて学習できます。
学習は、基礎から体系的に進めるのが一番効果的です。自分の理解が浅いところが補完でき、それが全体の中でどう機能しているかという俯瞰した視点も得られます。特定領域のティップスやテクニックも良いのですが、断片的な知識は部分の拡張や最適化です。スペシャリストであっても、全体の網羅的な理解は大事です。
あなたが支援する側であれば、クライアント様とのコミュニケーションにも役立ちます。提案内容や課題をご理解いただくときや、改善で得られる未来をどう見せるかといった場面で、使えるヒントが非常に多いです。講座の内容が非常にシンプルで、自分が今までいかに小難しく説明していたかを思い知らされます。
この「Googleデジタルワークショップ」は見聞きするだけでも理解しやすい内容で、動画を含むのでイヤフォンは必要ですが、移動中にスマートフォンでも取り組めます。
私は、自主的に興味ある分野のリサーチやデータ取得をしたり、自分がほしいと思っていたサービスやアプリケーションを作ったりという取り組みを「自主練」と呼び、空いた時間や予定のない週末に取り組んだりしています。勉強もひとつの自主練です。
勉強はなんでも良いと思っています。コトラーのマーケティングの本を読むでもいいですし、Pythonの基礎を理解するでもいいですし、Tableauのトレーニングビデオを全部見るでも、Googleの『検索エンジン最適化スターターガイド』を熟読するでもいいと思います。
いつかやりたいなと思っていた学習内容は、自分できっかけや言い訳を作ってしまうのです。夏期休暇というまとまった時間を作りやすい時期はいいタイミングですし、そうじゃなくても空き時間という短い可処分時間でも取り組めるものは多くあります。
我々凡人は、学びましょう。
外食チェーンストア、百貨店、Web制作会社(株式会社TAM、デジパ株式会社)、インターネット広告代理店(株式会社アイレップ)を経て独立。2010年にCinciを設立し、のち株式会社真摯として法人化。
マーケティング視点と分析データの根拠を元に、クライアントのデジタル領域のビジネス改善を支援している。a2iセミナー編成委員会。
著書に『Google アナリティクス 実践Webサイト分析入門』(インプレス)。
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