コラムバックナンバー
メールマガジン2015年7月1日号より 衣袋 宏美
アナリティクス アソシエーションが先日出版した本も特に時期を意図していたわけではなく偶然だと思うのですが、最近はアナリティクス本が出版ラッシュの様相を呈しています。Google アナリティクスの進化も一段落しましたし、分析手法が特段進化するような事件が起きているとも思わないのですが、アナリティクスが一般に普及してきたという理由によるものなのでしょうか。
さて、2015年3月以降に発行されたアナリティクス本を下に8つほど挙げてみましたが、皆さんはどのくらいご存知でしょうか。
「数字を200%使いこなす Webアクセス解析&レポート作成術 Google Analytics+SNSアクセス解析ツール対応」
「コンセプトダイアグラムでわかる [清水式]ビジュアルWeb解析」
「できる逆引き Googleアナリティクス Web解析の現場で使える実践ワザ240」
「新版 プロが教える Googleアナリティクス 実践テクニック ユニバーサルアナリティクス対応」
「達人に学ぶGoogleアナリティクス実践講座 売上に貢献するデータ分析がわかる7つのレッスン」
「新しいアナリティクスの教科書 データと経営を結び付けるWeb解析の進化したステージ」
「今すぐ「標準レポート」を卒業したい! Googleアナリティクス Web解析の強化書」
たまたま私は殆どの本を読んだのですが、何か一つは新しい知見を得られる本ばかりでした。殆どの方法論やツールの機能に関しては周知な事も多いですが、それぞれの筆者の経験は皆異なりますから、「なるほど、そういう見方や方法論もあるな」と思うことは少なくありません。一つでも発見があれば儲けものだくらいに思っています。
もちろん本で読んだことをそのまま真似して成功するとは限りませんが、自分の分析手法の引出しを増やす役には立っています。上記で挙げた各本の内容は逐一ご紹介しませんが、どのレベルの想定読者に対して、何を伝えたいのかによって構成は様々で、すべてが自分にマッチした本であるはずはありません。
盲目的に乱読すればよいというものではありません。それでは殆どが周知の事実で、新しい知見が得られず残念な思いをする場合も多いでしょう。最低でも手に取って、目次を見るなど、自分に合った本かどうかを確かめてから購入することをお薦めします。
それでも高々3000円程度で、コンパクトに情報を得ることができるので、ネット上に散らばった情報検索と閲覧に多大な時間を掛けるよりも費用対効果は高く、有効な情報収集の手段として活用して頂きたいと思います。
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