コラムバックナンバー
メールマガジン2013年6月4日号より 衣袋 宏美
世界のインターネット事情が俯瞰できるデータが多く収録されているスライドで、KPCBが最近公開した「2013 Internet Trends」を紹介します。
今や既知のことになっているモバイルやソーシャルの状況だけでなく、今後何が起きそうなのかということも語られています。世界で起きていることは直接すぐに影響をこうむることはない方が殆どかもしれませんが、スマートフォンの普及などは日本でもあっという間でした。
さて皆さんの多くは、所属している組織の大小に関わらず、予算を年に1回は作成し、4半期くらいの短さで業績評価を繰り返していると思います。
予算立案時には必ずと言ってよいほど、業界全体の動きや、競合状況の把握をしているでしょう。
日本のデータであれば、まずは総務省統計局のサイトを見てみましょう。
年間のデータは予算策定時に少し古くなっているかもしれませんが、月次のデータも豊富にありますのでお薦めです。
個人的にはIT系各種データや広告/メディア系のトレンドがわかるデータに興味があり、そういうブログもかつて熱心に更新していました。今でも見ているのは年間データなら、毎年2月に発表される電通の「日本の広告費」です。
月次データですと経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査」の長期データ(サービス業別)です。
一方見なくなった統計データもあります。飽和状態で参考にならないものとしては、携帯電話全体の契約数統計が代表的なものです。同様な理由で、内閣府の消費動向調査での耐久消費財の世帯普及率も動きの少ない統計になってしまいました。
他には全体の実態を把握し難くなったものとして、パソコン出荷統計です。
これは業界団体や調査会社などから多数の統計が出ていますが、タブレット、スマートフォン、電子リーダーなど全てを俯瞰しないと、動きが読み取りにくくなっていると感じています。単体での利用は難しいのです。
世の中の消費やコミュニケーションの変化、デバイスの変化が速いので、利用するデータも上手に変えていかなければならなくなりました。時にはトレンドを無視して新しいデータを探る必要もあります。検索すれば何かは引っ掛かると思いますが、良質のデータを探すのも重要な技術です。
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