コラムバックナンバー
メールマガジン2013年4月9日号より 衣袋 宏美
先週、データ・マネジメント・プラットフォームに関する二つのリリースがありました。
DACとアイメディアドライブ、ビッグデータのマネジメントプラットフォームの提供を開始
Platform ID、データ統合・解析プラットフォーム「Xrost DMP」をリリース
これは、オンラインでのユーザー行動履歴、リアルでの消費行動、広告閲覧情報、属性情報など多岐にわたるデータを元に、より効率の高い広告配信をできるようにするためのプラットフォームです。
しかも自社データだけでなく、他社データなども匿名性を保ちながら取り込んだデータベースを基にしているため、より汎用性の高いターゲティングなどが可能になるという訳です。
先々週の石井さんのメルマガでは、「リマーケティング広告」で、「ルール設計」をきちんとしないと、かえってユーザーの気分を悪くさせる場合もあるという話がありました。
その話ともかぶりますが、今後ますます自分の様々な活動が広告配信やコンテンツのパーソナライズなどに活用されるようになると思います。あるアーティストのコンサートチケットを買った途端、そのアーティスト関連のグッズのバナーが出続けるなど、いつも誰かに見られているような気持ちをユーザーにおこさせないようにするには、かなり高度なコントロールが必要になるでしょう。
確かに上記リリースの2週間前に、ターゲティング広告に対するユーザーの啓蒙と収集されるユーザーの閲覧履歴データの透明性確保を目的としてDDAIという組織を立ち上げるというリリースが出されました。
サイバー・コミュニケーションズとDAC、Data Driven Advertising Initiativeを設立
DDAI(Data Driven Advertising Initiative)
恐らく今後進んでいくデータ・マネジメント・プラットフォームと並行して業界団体でしっかりプライバシーやデータ管理への取り組みを行っていることをアピールしておく背景もあったのでしょう。
サイトはまだ立ち上がったばかりで、オプトアウトのページと参画企業一覧しかありません。今後「啓蒙」のためのコンテンツは充実していくと思いますが、それぞれのサービスのデータが何に利用されるデータとして提供されるのか、といった情報公開をした方がよいでしょう。
プラットフォームに関わるサービス事業者はもちろんのこと、こういった仕組みを利用する広告主の事業者も、正しく理解した上で有効活用して頂ければと思います。
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