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ツールによっては各種カスタマイズの方法が用意されていますが、せっかく存在している機能を最大限に引き出していないまま使っている場合が多いです。アクセス解析導入時にちょっとしたリストで確認してみることがお薦めです。


集計データを左右する2大要因は、「何を収集するか」「どう集計するか」で決まります。まず「何を収集するか」については、そのツールで標準的には何が収集され、どのようなカスタマイズが可能かという仕様から考えてもいいのですが、「こんなデータは取れませんか」というニーズ面から取り組むのがよいアプローチだと思います。

例えば下記のようなデータを収集できるといいのだけど、といったようなニーズです。

・PDFファイルのダウンロード数
・外部サイトへのテキストリンクのクリック数
・フラッシュ コンテンツでのマウスオーバーなどの行為
・入力フォームでどの項目まで入力したか
・カートなどで同じURLが続く場合の各ページの閲覧の区別
・同一ページに複数ある同じリンク先の場所別のクリック数
・メルマガに記載しているURLからの流入回数
・参照元からは区別できない広告流入の判別
・Eコマースの購入商品や売上金額データ

こういった具体的なニーズをチェックリストの項目として挙げておくことで、どのようなカスタマイズが必要になるのかは、ツールベンダーやコンサルタントなどが教えてくれるでしょう。もちろんそのツールでできないこともあるとは思いますが、ニーズは具体的になっているので、別のツールや手段がないかを識者に相談することができます。

Google アナリティクス導入時において、何をチェックしたらいいのかをリスト化した記事を書いてみましたので、詳細ご関心のある方は下記もご覧になってみて下さい。

Google アナリティクス導入時の66項目のチェックリスト(1)
Google アナリティクス導入時の66項目のチェックリスト(2)

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