コラムバックナンバー
メールマガジン2011年11月15日号より 衣袋宏美
11月1日にGoogle アナリティクスの公式サイト(英語版)で、メール機能とPDF出力の機能が新しいGoogle アナリティクスで数週間以内に実現するという内容の発表がありました。
http://analytics.blogspot.com/2011/11/email-scheduler-pdf-export-and.html
実はその中でもう一つ重要なアナウンスがありました。3ヶ月の猶予期間をもって、新バージョンに完全移行しますというものです。つまり2012年1月一杯をもって古い方のバージョンは終わります。
今年3月にGoogle アナリティクスが新しいバージョンを発表してから、新機能の投入が続き、10月にはVisitors Flowなどもアナウンスがあったばかりです。
そんな中でも完全移行するのか、$インデックスは新バージョンでは搭載されるのだろうか、といった懸念もありますが、メール機能とPDF出力機能が追加されれば、古いバージョンにある機能はほぼ出揃った感があるのは確かです。
基本的に私は保守的なので、こういう場合の対応は「拙速に移行しなくてよい」というのが原則なのですが、スケジュールが明かされた今どう考えるかと言えば、PDF出力機能などで定期的に使っているものはそのまま使った上で、基本的には全面的に直ちに移行準備に入るべきだと思います。意外と3ヶ月はあっという間ですから、早目に慣れておくことをお勧めします。
今年はGoogle アナリティクスの年になると思っていましたが、機能追加は留まることを知らず、どうやら来年もGoogle アナリティクスから目が離せない状況が続きそうな予感がします。
ツールが高度化するとそれに引きづられて、いろいろと分析しなければならないような強迫観念が芽生えてきますが、多くの場合は、従来通り自分のサイトの定点観測や改善のために必要なデータをみるという姿勢でよいと思います。
表計算ソフトのExcelでも、全機能の恐らく5%も私は使っていないと思いますが、それと同じです。分析の選択肢が増えるということはよいことですから、ツールが高度になるのは歓迎しつつも、その動きにすぐ追随する必要はないと考えておきましょう。
最終的には実際使っているツールでどう操作するのかは大事ですが、まずはこんなことができるようになったんだという概念を理解した上で、それが必要になった時に具体的に操作方法を勉強しようかなという態度で臨んでいけばよいでしょう。
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