コラムバックナンバー
メールマガジン2016年7月6日号より ALBERT 菅 由紀子
昨今、多くのムーブメントが起こっては去る時代です。新たな概念や言葉は次々と生まれ、その盛り上がりの終焉についても、話題になり始めてから終わるまでの間がどんどん短くなっている印象があります。本日時点では、さしずめ[人工知能] や [IoT] が該当するでしょうか。いずれの言葉も、出てき始めた2014年頃は、ビッグデータブームの頃と同様の「また言葉が先行している」印象は否めませんでしたが、昨年頃からIoT関連のデータ解析のプレーヤーも増え、活用事例もかなり目にするようになってきたと感じています。
弊社(株式会社ALBERT)でも、EC・通販やBtoCの案件に加えて、各種メーカーで取得されたデータを解析する事例が増えて来ました。IoTとは、Internet of Things の略で、直訳すると「モノのインターネット」という意味です。様々なモノ(物)がインターネットに接続されており、インターネットを介してモノが取得したデータを送信したり、反対に受け取ったりしてモノの制御を行う、つまりインターネットを介してモノが双方向に情報をやり取りする仕組みのことを指します。
これまでも何らかのモノでデータを取得し、それを解析するということは多く行われて来たことだと思いますが、データの取得が(ほぼ)リアルタイムであるということ、取得されたデータの殆どが大容量の行動履歴データであるということ、多様性などという点から、ビッグデータの解析技術が活用され、話題となっています。(もちろん、データを取得する[モノ]が何であるかによりますので、全てがそうというわけではありません)。
参考:ビッグデータの特徴(3V・4V)
3V=Volume / Variety / Velocity
4V=Volume / Variety / Velocity / Veracity
4V=Volume / Variety / Velocity / Value
詳細については下記もご参考ください
データマイニングの基礎 データマイニングとビッグデータ
人が触れるもの、関わるもの全てのデータが収集されてリアルタイムに分析され、それがモノに返ってきて活用されていく、ということを考えると、以前書いたコラムで触れたようなHR(Human Resources)領域とも当然、関わりが出てくると思いますし、医療・福祉面でも多くの活用が見込まれそうです。個々の業務効率を高めるIoTの執務デスク&チェアというのは早々に出現しそうな気がしています(その前にまずデータを取得するデスクから、かもしれませんが)。
どのようなモノからもデータが取れるのは当たり前の時代です。取得されたデータの解析も、解析技術の進化により行われています。これからは、モノに制御をさせた後のさらなるデータや、チューニングの結果から得られるフィードバックデータの分析、そのさらなる活用やそれらのシステム化などが増えてくるのではないかと思います。
前回ご紹介のHR分野でのデータ活用もそうですが、様々な業種・業態での活用事例が増えています。個人的にはスポーツ分野でのデータ活用にも興味があるところです。そろそろ始まる五輪もとても楽しみですね。
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