コラムバックナンバー
メールマガジン2015年4月1日号より 衣袋 宏美
広告主が会員の中心である日本アドバタイザーズ協会のWeb広告研究会では、毎年「WAB宣言」を発表しています。今年の宣言は下記でした。
「脱媒体別戦略 ~媒体別戦略から、生活者別戦略へ~」2015年WAB宣言その中では、「生活者と企業の溝を埋めるべく、生活者を起点とするコミュニケーション設計へと、大きく舵を切っていかなければならない」とした上で、次の3つの課題があると指摘しています。
・社内で「組織が別」になっている課題
・その組織によって戦略立案時の「言葉」「数値指標」が異なる課題
・生活者別のコミュニケーション設計・実行ができる人材育成の課題
アナリティクスを浸透させてデータを活用し成果に繋げる活動も、全く同じ課題を抱えており、アナリティクス アソシエーションの活動の方向性は間違っていないのだと勇気づけられました。
最初の課題ですが、どう組織内にアナリティクスを浸透させていくのかについては、毎年開催しているイベント「アナリティクス サミット」でも定番のテーマとなっています。今年もそうです。
4月23日に開催される「アナリティクス サミット2015」のテーマは「勝利に導くアナリティクス」で、部門を超えてビジネスインパクトのある成果を出すにはいったい何が鍵なのかという問題意識で企画しています。
二つ目の課題に対して、アナリティクス アソシエーションではいち早く「集計と用語定義ガイドライン」を作成してきました。もちろん広告、広報などを含めたもっと広いマーケティング領域で、こういう取組みが有機的に繋がって進んでいくことが必要でしょう。
アクセス解析の集計と用語定義ガイドライン第2版を発表
三つ目の課題に対しては、アクセス解析という範囲を中心としてですが、人材育成に役立つセミナー、講座を提供してきました。ここでしか聴くことのできない内容の深さや広がりを持たせることを心掛けて企画しています。
私が講師をしているアクセス解析ゼミナールは、2009年から定期的に実施しているプログラムで、アクセス解析について一通り体系的に学べる講座です。座学だけでなく途中に多数の簡単な演習をやって頂きながら、数字を読む力などを養って頂くことができると思います。
今でこそ珍しくありませんが、当時丸2日間の高額なアクセス解析に関する講座などに対するニーズがあるかもわからなかった時代から始め、数人しか集まらなかった時もありましたが、毎回少しずつ内容を進化させ、累計で約300人の方に受講して頂き、現在に至っています。今後は、受講者からご要望が多かった「修了証」を発行する予定です。
2013年からはGoogle アナリティクスに特化した講座もスタートしました。さらに今年は統計の基礎などの講座も開始すべく準備しているところです。
まだまだ力不足で、十分に皆様の期待に応えることができているかわかりませんが、引き続き何を今提供すべきかをしっかり考えながら運営してまいります。
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