コラムバックナンバー
メールマガジン2013年3月12日号より 衣袋 宏美
東日本大震災から2年が経ちました。復旧・復興はまだまだ進んでいないようですが、NHKでは「震災データマップ 記録が語る新事実」、Yahoo!JAPANビッグデータ分析レポートでは、「あれから2年、東日本大震災を振り返って」など、データから検証する試みも進んでいます。
昨今、データの大規模化・複雑化が進んでいることで、「ビッグデータ」というキーワードが賑わっています。これら大量のデータもコンピュータの処理能力の向上で比較的容易に分析ができるようになってきたという背景もあるでしょう。
しかしこのNHKの番組などを見るにつけ、大量データをデータマイニングして新しい事実を発見するには、結局人の問題意識がなければならず、自動的に素晴らしい黄金則などが出てくるとは思えません。
データマイニングといっても、結局「相関関係」「時系列分析」「分類」「回帰分析」といった課題解決のための分析手法の選択や、それぞれを適用するにあたっての変数の選択、そもそもGPSのデータを利用してみようといった情報をインプットするのは人間だということです。
最近巷では統計分析がセクシーと評判です。個人的には表層的にはそのような動きを感じないわけではありませんが、統計学だけでは何も生み出しません。実際のマーケティングへ応用して初めて価値を生み出していくものです。
やはり当事者であるマーケターが抱えている問題意識、これを検証し次に役立てるための分析が大事な訳で、場合によってはそれを解決するために技術者の手助けも必要でしょうし、統計の専門家を呼ぶ必要もあるでしょう。
ただマーケターといえども技術の基礎、数字に対する勘みたいなものは、常日頃から興味を失わずに触れていてほしいと思っています。そうすればどのタイミングでどういう知恵をよそから借りなければいけないのか、正しい判断ができてくると思います。
そこで、来る4月17日には「ウェブマーケティング分析に必要な素養としての統計」講座を私が行います。明日すぐに役立つようなものではないかもしれませんが、たまには数字に対する勘を養う教養講座みたいなものも重要かなということで、2年ぶりに行います。
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