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最近のニュース・トピックスで「なぜ日本にテストの文化が根付かないか?」という安西さんの記事を紹介しています。
なぜ日本にテストの文化が根付かないか?

制作担当者は外注が多いため、運用に関わりにくいですし、関わったとしてもデザイナー主導で行われるからか、主にデザイン面でのテストに留まる点が問題としてあると指摘しています。

続いて、分析担当者がマーケティングと制作を知らないために、問題点の指摘だけで改善施策の提供に至っていないため、テストに繋がらないという指摘です。

さらにビジネス担当者がテストを回してうまくいっているパターンが多くなってきているというのですが、問題は日本企業の特徴である「異動」によってせっかくのノウハウが伝承されにくいことだといいます。

これらの問題を解決する方法として、彼は二つのことを提唱しています。
・関連する立場の人々が集まってチームで話し合うこと
・個々人が周辺領域にも関心を持って複合的なスキルを上げていくこと

組織レベルと個人レベルでの対策ということになりますが、最初の課題について言えば、制作はあくまでも叩き台を作っただけであって、そこから運用・改善まで面倒を見てもらうような、中期的な付き合いと費用配分というのが大事になるのではないでしょうか。

リニューアル時に打ち上げ花火のようにガツンと費用を払うのもいいですが、細かなテストで少しずつ改善を重ねていく方がよいという識者も増えているようです。

テストを行うことで、以前に作ったものがダメだと白黒がはっきりしてしまいますが、皆でよくしていく、だんだん良くなるプロセスをより評価する仕組みも重要でしょう。

面倒なことを進めていくには、言葉は悪いですが「お金」と「評価」でモチベーションを上げるのが早道です。社外ならきちんと正当な対価を払うこと、組織内の個人なら個人的なスキルを上げることと組織内の活動に対して評価してあげるということ。

もちろん全てのサイトにテストが必要だとは思えません。投入した費用や労力以上にリターンの可能性のある、大規模なサイトやECサイトなどでは是非継続的に取り組んでほしい施策の一つです。

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