コラムバックナンバー
メールマガジン2012年6月5日号より a2i代表 大内 範行
アクセス解析やログ解析に長く関わって来ました。
黎明期はページビューを確認して、全体のアクセスのボリュームを確認するのが主目的でした。そのログの中に、少量の海外からのアクセスが混じっていれば、インターネットが海外とつながっていることを無邪気に喜んだものです。
次に検索エンジン最適化がはじまり、検索キーワードをログで見るのが仕事になりました。Yahooの検索がGoogleだった時代で、ログを見て、基本的な改善策を取れば、必ずアクセスが増えていった時代です。アクセス解析がそのままサイトの改善、と直結していた幸せな時代でした。
もはや検索エンジンだけではない、と次のステップを踏み出します。検索エンジンで改善を実現した、その興奮と喜びを、同じように、多様化するチャネルでも実現していく、そのような思いでアクセス解析そのものに取り組み始めます。
アクセス解析への関心の高まりは、イニシアチブを運営しているこの3年間でも強く感じています。その点では予想通り、あるいは予想以上の道のりだったと言えるかもしれません。
しかし、一方で、多様化するチャネル、機能、メニューの中で、次の一手を踏み出せない、停滞とも言える状況が起きているとも感じています。
「データをアクションに」という先日のアクセス解析サミットのテーマは、裏を返せば、データや機能が増えたために、データからアクションへの距離がかえって遠くなってしまったのではないか?
そんな現状への危機感から出た、反旗ののろしだったのかもしれません。
サミットでは、8人の登壇者の方々に、それぞれのアクションにつながった取り組みをご紹介いただきました。8つの取組みに、同じものはありません。しかし、そこには共通点があったと、私には感じられました。
それは、すべての方々が共通して、「最初から狙いを定めていた」その点がポイントだったと思います。データと向き合うことで、その「狙い」がより研ぎ澄まされていく、そんな手応えがサミット全体に響いていたと思います。
「イシューからはじめよ」という講演でサミットが始まりました。
僕なりに言葉を変えれば、「狙いを定めろ」そして「研ぎ澄ませ」ということだなと、サミットが終わった今、強く感じています。
分析したデータの量や時間が、結果に結びつくわけではなく、狙いを定めるために使う集中力こそが成果に直結します。
簡単ですがサミットのレポートを下記に公開いたします。参加していただいた皆さま、本当にありがとうございました!
今年参加できなかった皆さま、ぜひ来年はお会いしましょう!
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