アナリティクスアソシエーション (a2i) > 活動報告 > オンライン >
活動報告

| 開催日時 | 2025/10/30(木) |
|---|
| 会場 | オンラインセミナー |
|---|
2025年10月30日(木)、株式会社JADE Junior Consultantの松尾直樹氏を講師に迎えたオンラインセミナー「Microsoft Clarity×GA4横断分析で実現するサイト改善」を開催しました。
まずは、このセミナーを企画した白砂ゆき子さん(a2iセミナー編成委員、株式会社A-can)のコメントです。
「今すぐ使いたくなるような、手元の作業まで初心者にもわかりやすく解説いただいた、素晴らしい講演でした。GTMの細かい設定が苦手な私でも「設定しよう!」と思えました。みなさんもそう感じられたのではないでしょうか?Microsoft Clarity活用の幅が広がった1時間半でした。」
このセッションは、前半と後半に分けて進行しました。
前半1時間は松尾氏から、Microsoft ClarityとGA4の横断分析について詳細な解説がありました。後半30分は、白砂氏がファシリテーターとなり、質疑応答が行われました。
松尾氏は、サイト改善を行うために、ClarityとGA4、両方のツールを使って分析を行おうと提案します。
では、「なぜClarityだけではダメなのか?」「なぜGA4だけでは足りないのか?」その点が気になります。
Microsoft Clarityは、個別のユーザー行動を見ていくため、まとまった数値での評価ができません。そのため、どうしても分析結果に人の思い込みが入ってしまいます。結果として、「木を見て森を見ず」という状態に陥りがちです。
一方でGA4は、数値化でき、客観的な評価ができる強みがあるものの、ユーザー行動を詳細に追っていくには限界があります。
Clarityを定性分析、GA4を定量分析として使い分けることで、両者の強みを活かしながら分析を進めていくことができます。「どこ」に課題があるかをGA4で分析し、「なぜ」それが起きているかをClarityで掴みます。
GA4で、まとまった数値データを分析し、「ここから分析してみよう」と、分析箇所と仮説を見つけます。
Clarityで、そのポイントと仮説をもとに、個票を追ってユーザー行動を詳細に分析していきます。
さらに効果的に進めるため、Clarityの「カスタムタグ」、GA4の「カスタムイベント」の活用が鍵になります。
Clarityのカスタムタグは、特定のポイントに印を付けて、「カートに入れるをクリックした人」などで分析対象をフィルターで絞り込むために使います。
これに対して、GA4の「カスタムイベント」は、標準で取得できるイベント以外の独自のイベントを定義します。例として、ページ内の特定要素を「見た」というカスタムイベントを設定するなどが紹介されました。
その後、実際の例に沿って、分析から改善案の立案まで、その実践がステップごとに詳細に解説されました。
白砂氏もコンテンツマーケティングで、Clarityのセッションレコーディングなどの分析に取り組んでいます。その苦労した経験から、Clarityで分析する個票の選び方など、効率的な分析の進め方についてやり取りがありました。
さらに、実際にClarityの分析で掴んだ分析結果を、チームメンバーやクライアントと共有するレポート方法、GTMが苦手な方へのアドバイスなどに続いて、参加者からの質疑に回答がされていきました。
参加者からは、「考え方だけでなく、設定方法から分析の進め方まで、すぐに実践できる内容だった」など、熱いコメントが寄せられました。
▼有料個人会員、有料法人会員は、このアーカイブ動画を視聴できます。(2026年10月30日まで)
レポート執筆:a2i編集部
白砂 ゆき子(a2iセミナー編成委員、株式会社A-can)
2026/05/20(水)
セミナー「事故から学ぶ理想のGoogle タグ マネージャー運用 ― 計測トラブルを防ぐルール設計と運用の現実解」 【a2i DEEP Connection】|2026/5/20(水)
誰も全体を管理していない、複数の支援会社がそれぞれのルールで触っている、気付かないまま計測トラブルが起きている。そんなGoogle タグ マ …
2026/04/22(水)
オンラインセミナー「「AIで分析」と聞いて身構えるみなさんへ。コード不要で進める時短ウェブサイト改善」|2026/4/22(水)
「AIで分析」と聞いて身構えていませんか?まずは30秒で内容をご確認ください 「AIで分析」と聞いた瞬間、急にハードルが跳ね上がる感覚はあり …
2026/03/18(水)
オンラインセミナー「GA4×生成AIで改善提案の精度を高める ― AIから「使える施策」を引き出す実践アプローチ ―」|2026/3/18(水)
GA4によるサイト改善は、生成AIと組み合わせることで新しい段階に入りつつあります。 しかし一方で、「AIに分析させても表面的なコメントしか …
【コラム】AIで支援会社の仕事はどう変わる?──意思決定支援の超伴走型へ
アナリティクスアソシエーション 大内 範行支援会社はお役御免になるのか? 「生成AIがすごすぎて私の仕事がなくなるか不安です」 支援会社やコンサルティングのそんな声を、よく耳にするよ …
【コラム】生成AI時代だからこそ、私はペルソナを大切にしたい
株式会社A-can 白砂 ゆき子「ペルソナなんて、いらないのでは?」 最近、そんな声を聞く機会が増えました。 私がペルソナの要・不要を改めて考えるきっかけとなったのは、最近 …
【コラム】「生成AIで人員を減らせる」は本当?─デジタルマーケティング組織はむしろ強化すべき
アナリティクスアソシエーション 大内 範行デジタルマーケティングやデータ分析の仕事がどう変わるか、というのが私の今年のテーマです。それは事業会社と支援会社の関係の変化につながり、「支 …