コラムバックナンバー
メールマガジン2015年12月24日号より a2i代表 大内 範行
さて、あっという間ですね。今年2015年もa2iを通じて多くの方々にお会いし、そして、私自身ずっと続けていることですが、多くの方々のお話を伺うようにしてきました。
サミットを含むセミナーの事前「打ち合わせ」といったフォーマルな場もあれば、交流会などカジュアルな場でも、多くの気付きがありました。
また、今年a2iでは、開催したセミナー後に、講師の方々を中心に「相談会」を実施し、私自身も何度か、参加者からの相談をお聞きする機会がありました。そうした中、もっとも印象に残ったのは、皆さんが「社内」のコミュニケーションに、本当に多くの時間と労力を割いているな、という点でした。
ただ、時間が増えただけではなく、そのコミュニケーションの取り方に、とても悩んでいて、驚くほど工夫をしているのが印象的でした。
もちろん、それはずっと重要なことだったと思いますが、今年は特にその質と量が飛躍的に上がってきたと感じています。
そうした中、もっとも印象に残ったのは、皆さんが「社内」のコミュニケーションに、本当に多くの時間と労力を割いているな、という点でした。
ただ、時間が増えただけではなく、そのコミュニケーションの取り方に、とても悩んでいて、驚くほど工夫をしているのが印象的でした。
もちろん、それはずっと重要なことだったと思いますが、今年は特にその質と量が飛躍的に上がってきたと感じています。
いくつかのお打ち合わせの場面では、「これ、社内資料なんですか?」と、聞き返すこともありました。セミナー講師のようなプレゼン資料を丁寧に作っていたり、精緻な分析結果をできるだけわかりやすく伝えようとビジュアルに工夫を施したり、少し前なら外部のコンサルティング会社が作成していたのと同様のボリュームと質を見かけることも少なくありませんでした。
もちろん、社内コミュニケーションのスタイルは、人それぞれですから、パワーポイントには頼らない、というスタイルの方もいらっしゃいます。それでも、「どう伝えるか」の悩みは深く、ウェブ上での数%の成果がいかに波及効果が高いか、この数行のタグの導入がなぜ今必要なのか、金額換算をしてみたり、アナリティクスの用語を知らない人に響く比喩を探したり、といった努力の数々をお伺いしてきました。
事業会社のマーケティング担当者、アナリティクス担当者、そして最近増えてきた横断組織の担当者、そうした方々が「社内コンサル」として、他部門の説得を本格化してきた印象です。
外部コンサルタントの方々も、それに同調するように、そのコミュニケーションのスタイルや質が変わってきていると感じています。今、こうしたアナリティクスの現場で、実質的に事業会社を助けているのは、「伴走型」のコンサルタントではないでしょうか。この「伴走型」のコンサルタントに求められている役割の一つは、事業会社の社内コミュニケーションを助ける、言い換えれば「社内コンサルのアドバイザー」的な要素だと思います。
DMPやマーケティングオートメーションなど、ツールやプラットフォームを取り上げて、導入を促す動きは、来年2016年もそれなりに人目を引くかもしれません(来年はアナリティクスの機械学習も賑やかになりそうです)。
しかし、社内コンサルの活発化を目にすると、多くの企業が、「ツール」や「プラットフォーム」に夢を抱いた少年少女期を、本格的に卒業する時期に来ていると思います。特にアナリティクスアソシエーションに参加する皆さんは、バズワードに乗って成果を出せなかった、そうした痛い経験を一度はしている、そういう方々が増えてきています。
その意味で、2016年以降、バズワード主導のサービス展開は、あまり威力を発揮しなくなっていくでしょう。
「社内コンサル」の質が高くなっているのは、データドリブンを推進する側の本格化の投影でもあります。
皆さんの「社内コンサル」の効果を上げ、成果までの距離と速度の改善を手助けできるよう、アナリティクスアソシエーションも微力ながら、伴走していきたいと思います。セミナー内容も、これまでとは少し違ったものになり、相談会の場も増やしていこうと考えています。
来年も引き続き、よろしくお願いします。
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