コラムバックナンバー
メールマガジン2015年8月5日号より ALBERT 菅 由紀子
以前、[分析の基本はロジカルシンキングである] というコラムを寄稿致しました。
課題解決を行うビジネスシーンにおいて、論理的に思考できることは必須のスキルです。マーケティング上の様々な課題を見出したり、解決するデータ分析においても非常に重要なスキルです。
詳細については、バックナンバーをご参照ください。
分析の基本はロジカルシンキングである今回はロジカルシンキングの力を身に付けるには、高めるにはどのようにすれば良いか? ということについて、私の考えをお話したいと思います。
ロジカルシンキング力を高めるには、
1)ロジカルシンキングの手法を知ること
2)ロジカルシンキングの手法を繰り返し実践してみること
3)国語力を高めること
この3つを行うことが必要であると、私は考えます。
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1)ロジカルシンキングの手法を知ること
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ロジカルシンキングを行うための手法には様々なものがあります。
代表的なものでは、
MECE/ロジックツリー/ピラミッドストラクチャー/帰納と演繹/因果関係・・・
などが挙げられます。
特にMECEに考える(MECE = Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive「漏れがなく、ダブりもない」)、ということは、データ分析のシーンにおいて現状把握、課題の洗い出し、必要なデータの整理、変数の選定などに役立つヒントが多く得られます。後になって大事な要因が発覚し、分析を初めからやりなおし・・・というのは私も経験がありますが、予め要因をMECEに挙げておけば、多くの場合で避けられたと思います。
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2)ロジカルシンキングの手法を繰り返し実践してみること
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データ分析も同様ですが、手法に詳しくても実践できなければ意味がありません。
知った手法を、課題が現れた際に使ってみるということが非常に重要です。それをクセづけし繰り返すことで、どのような時にどの手法が向いているのかが把握できるようになってきます。
たとえば、CVRが上がらない要因を挙げてみよう、としたときにMECEを選ぶのかロジックツリーを選ぶのかでは、同じ結果を得たとしても効率が違うように思います。
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3)国語力を高めること
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ロジカルシンキングは、結局のところ[話す・書く・聞く] という力です。
– 相手にわかりやすく「話す」
– 誤解されないようにメールを「書く」
– 漏れの無いようクライアントにヒアリングする「聞く」
話す力、書く力、聞く力 を鍛えるためには、それら自体を行う機会を増やすのはもちろんですが、より多くの文章と接する=読書をすることも欠かせません。
仕事で接する資料や論文・専門書などは、接続詞や修飾語が多く読んでるうちに何が主語で何が述語かがわかりにくいものが多くあります。それらを読み取る力も、またロジカルシンキングに通じるものであると思います。短い文章や親しみやすい大衆小説などを趣味として読むことも、読解力の向上に通じます。
もうひとつ、国語力を高めるのに良い方法があります。それは、ロジカルに話す人と会話をする、ということです。アナリティクス・アソシエーションのセミナーには非常にロジカルな方が多く参加されていらっしゃると思いますが、そういった場でロジカルな方と交流し、コミュニケーションすることも国語力を高め、ロジカルシンキングの力を高めることに役立つのではないでしょうか。
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