コラムバックナンバー
メールマガジン2014年5月7日号より 衣袋 宏美
自己啓発的な文脈の中でよく出てくる話の一つに、「スペシャリスト」と「ジェネラリスト」のどちらに進むべきかというのがあります。最近それに関する記事が目に入って、それに対するツイートをしたところ、何人かの人がリツイートしてくれました。
ウェブ・マーケティング回りの世界も様々な仕事があり、関連性をもっています。最近は私の周りのトップクラスの人材も、どんどん転職したり、独立したりと動きが激しくなっています。こういう話は誰にも関係する話なので、関心が高いのでしょう。
この問いに対する結論を言うと、そういう二元論的な議論で、どちらかの答えを導き出すのは難しいし、あまり意味のあることだとは思いません。ただ、対立項で提示される問いかけは、議論が進めやすいので、やり方としては悪くないと感じています。皆さんはこの問いに対してどうお答えになりますか?
私の場合は、こういった問いに対する意見を表明する前に、そもそもこの二つの言葉の定義がどうなのかということの確認と問い自体にどういう意味があるのかというところに遡って思考を開始します。
ちなみに私のツイートは次の通りでした。『表面的な「スペシャリスト」「ジェネラリスト」論争はあまり意味がないかな。仕事の分野やそのスピードでも違ってくるし。ただ言えるのは、その時に与えられた業務分野について徹底的に深くやりきれということじゃないのかな。適当に幾つやってもジェネラリストになんかなれないってことだけだと思うよ』
続く二つのツイートもそのまま紹介しておきます。『あとは、その時の上司とか、会社とか、業界とか、友人とか、人脈とか次第。いろんな機会を逃さないで興味を常に広範囲に持っておくということ。一般論だけど、自分のことは、意外と自分では決められない。流れに身を任せる部分が殆ど。逆に言えば、滅多に訪れない機会を逃してはいけないのが重要かも』
『そんな自分も、その時々は腐りながらも一生懸命やっていて、虎視眈々と機会は狙ってたからね。今みたいに、ソーシャルとか簡単に外の人達と深く知り合いになれるような世界でもなかったからね。』
お分かりだと思いますが、よくある二つのことしか言っていません。「T字型人間になれ」と「運を逃さず掴め」です。T字型人間はその文字の形の通りで、一つの深い縦の軸と横の広がりの二つで構成されているということで、一つの深い専門領域と関連業務なども広く浅く知っておこうということです。
もう一つは全て自分の思うままには事は運べないから、与えられた環境でできる限りの事をしようという心掛けと行動力を常に保持しておくということです。自分の生まれ育ちを今更どうにも変えることはできませんから。
二元論的な問いかけで他によくあるのは、業務の「インハウス化」と「外注化」のどちらにすべきかといった議論でしょうか。一旦対立項にして、思考のスタート地点にしてみるのはありだと思います。
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