活動報告

開催日時 2022/08/25(木)
会場 オンラインセミナー

2022/8/25(木)にランチタイムセッション「WordPress専用解析ツール QAアナリティクスを紹介します。」を開催しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

レポート執筆
森野誠之

QAアナリティクスはWordPressのプラグインでヒートマップやセッションレコーディングなどもあるアクセス解析ツール

講師の丸山 耕二氏(株式会社ウェブジョブズ)より、まずQAアナリティクスの特徴が説明されました。 QAアナリティクスは無料のWordPressのプラグインです。以下のような特徴があります。

  • 100%GPLのオープンソース
  • 無料(有料プランあり)
  • プラグインをいれるだけ。設定不要。
  • 今までのGAのような画面
  • ヒートマップがついている
  • 録画再生がついている
  • ログインすればすぐ使える

Googleアナリティクスと似た指標が計測できて、その上、ヒートマップもあって、録画再生(セッションレコーディング)もついているという高機能なアクセス解析ツールです。

QAアナリティクスでは主なイベントデータはすべて自動で取得されます。イベントとはマウスのクリックやスクロール、動画の再生などのブラウザ上で発生する出来事のことです。GA4は拡張計測機能で一部のイベントデータは自動で取得しますが、設定しなくても取ってくれるのは便利ですね。また、データはWordPressがインストールされているサーバー内に蓄積されますので、自社内に蓄積されることになります。ここもメリット。

サーバーの安定運用を考えて無料版ではデータ量が制限されますが、有料プランになると制限が緩和されるとのことです。

コンテンツ改善やアフィリエイトで力を発揮

続いて、イシイトモヒコ氏のコンテンツ改善事例が紹介されました。「クリック」「アテンション」「スクロール」の三つが同時に見られるので、見られているところとクリックされている場所が同時にわかって便利だそうです。

アフィリエイトサイトの改善事例の説明もあり、読まれていないところがわかるのでどんどんカットしてしまって読まれているところだけを残していくという内容でした。書いたものをカットするのは躊躇しますが、読まれてないのであればカットしてしまったほうが成果につながるとのこと。

Google Search Console連携、自社解析サーバーも開発予定

今後の開発予定として、Google Search Console連携と自社解析サーバーの説明がありました。

Google Search Console連携は、最近リライトした記事や新規投稿した記事について、検索順位をチェックできるようになるそうです。更新された記事の順位変更チェックはWordPress内でできればすぐに編集できますので、効果が思わしくなかった時の対応が早くなりそうです。

自社解析サーバーはITPの影響を受けず自社のサーバーにデータをためられるのがメリットです。もちろんWordPress以外のWebサイトのデータも収集できるようになるので、用途が広がりそうです。

最後に質疑応答が行われました。 「CDNが導入されているWebサイトにも導入できるのか?」 「月間100万PVぐらいだと費用はどれぐらいかかるのか?」 など具体的な質問が多く寄せられ、終了時間まで回答してセッションが終了しました。

出演講師

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