アナリティクスアソシエーション (a2i) > 活動報告 > セミナー >
活動報告

| 開催日時 | 2018/08/23(木) |
|---|
| 会場 | 東京 市ヶ谷 |
|---|
2018年8月23日に「実践者が語る!アセットを活用した広告・マーケティングの理想と現実と次の打ち手」が開催されました。
今回のセミナーは広告主側とコンサルタント側と両方の視点から、広告運用だけでなく、広くマーケティング視点で自社データであるアセットの活用について以下2つのセッションが行われました。
第一部は、株式会社フェリシモの西本 宗平氏による「実践者が語る!アセットを活用した広告・マーケティングの理想と現実と次の打ち手:広告主編」でした。
第二部が、株式会社AZの藤堂 ちどり氏の「データドリブンで変えるブランド投資・育成・マネタイズ~データプアの壁を越える商社との挑戦」です。
西本 宗平 氏(株式会社フェリシモ)
アセットを活用した広告は、広い視野でとらえると「相手を知って、合わせながら対話する」という、接客の要素が入ってきて高い成果が得られています。
フェリシモが活用しているアセットは、リターゲティングやカスタマーマッチの広告などです。高い成果が得られるだけでなく、仕組みを作り上げれば、ほぼ自動で回せるため、深刻な人手不足の時代には絶対に不可欠なものです。その取組は、決して代理店まかせにできる領域ではなく、事業会社が自らしくみを把握し進めていくことが求められると言います。
講演の中では、仕組み作りのプロセスから、成果を上げる取組まで、詳細にその運用が解説されました。
後半ではマーケティングオートメーション(MA)の取組を中心に展開されました。
メール配信への活用を考えても、画一的メール配信の段階では、通数を増やすと成果が落ちる悪循環になっていました。その段階から、今度は通数あたりのパフォーマンスを上げる取組に変えて、通数を徐々に減らしていき精度を上げていくためにMAを導入しました。MAにおいても、連携するデータは可能な限り多く用意することが大切です。
重要なのは送信するボリュームではなく、開封率を上げるシナリオです。
MAにおいても、その仕組み作りや、成果を出すためのシナリオ作りや指標の捉え方、また現状での課題が詳細に紹介されました。
最後に企業の本当のアセットはデータではなく、それを活用する”人”にあるという点が強調されました。特に自社のアセットの活用では、部門を超えた連携が不可欠であり、他部門に歩み寄ることが大切な点です。
藤堂 ちどり氏(株式会社AZ)
藤堂さんは、アパレル業界で広告を中心としたマーケティングに取り組んでいるコンサルタントです。彼女が目指しているゴールは、ブランドが消費者の支持を得て価値を生み出せる存在になることであり、そのためのデータ活用が鍵になるとのことです。
講演の最初にアパレルブランドの分類やその特徴が紹介され、それぞれの取組の特徴や課題が話されました。次に、アパレルブランドのマーケティングにおけるデータ活用について詳細に紹介されました。
その中で、最近の傾向としてDMPの導入が一つの流れになっています。
ただ、実際にはタッチポイントごとのデータが限られていて、DMPのデータは思うように活用できません。だからやめる…ではなく、エリアや目的をしぼってデータ蓄積を行いながらコンパクトでも進めていくことを重視し、成果へと結びつけました。
常にやりたいことや知りたいことからはじめて、限られた中でデータを整理していくことが大事です。
また、外から得られるマーケティングデータや市場動向なども連携させながら、ブランドやジャンルの新たな発見からそのブランドの成長予測、育成へと進めていきます。
さらに経営へのインパクトを考えたとき、過去の分析からトレンドを予測し、在庫を適切に用意販売していくことが大事です。
限られたファーストパーティーデータでもあきらめずに、取組から成果を上げた事例が紹介されました。
最後に、データ活用がブランドのマネジメントに革新と確信を与えること、また、ツールや事例のうたい文句に踊らされずに、本質的な事業主として「すべきこと」を経営視点で突き詰めていくことが大事だという点が強調されました。

2026/04/22(水)
オンラインセミナー「「AIで分析」と聞いて身構えるみなさんへ。コード不要で進める時短ウェブサイト改善」|2026/4/22(水)
「AIで分析」と聞いた瞬間、急にハードルが跳ね上がる感覚はありませんか? プログラミングが必要そう。なんとなく自分には無理そう。MCPとかC …
2026/03/18(水)
オンラインセミナー「GA4×生成AIで改善提案の精度を高める ― AIから「使える施策」を引き出す実践アプローチ ―」|2026/3/18(水)
GA4によるサイト改善は、生成AIと組み合わせることで新しい段階に入りつつあります。 しかし一方で、「AIに分析させても表面的なコメントしか …
2026/02/19(木)
オンラインセミナー「GA4×ヒートマップで成果を出すCVR改善入門」|2026/2/19(木)
本セミナーは、Google アナリティクス 4(GA4)とヒートマップを活用してCVR改善の施策設計と効果検証を再現性高く行うための実践的な …
【コラム】生成AI時代だからこそ、私はペルソナを大切にしたい
株式会社A-can 白砂 ゆき子「ペルソナなんて、いらないのでは?」 最近、そんな声を聞く機会が増えました。 私がペルソナの要・不要を改めて考えるきっかけとなったのは、最近 …
【コラム】「生成AIで人員を減らせる」は本当?─デジタルマーケティング組織はむしろ強化すべき
アナリティクスアソシエーション 大内 範行デジタルマーケティングやデータ分析の仕事がどう変わるか、というのが私の今年のテーマです。それは事業会社と支援会社の関係の変化につながり、「支 …
【コラム】生成AIは「飼い主」を選ぶ──GA4×生成AIで「使える施策」を引き出すために
アナリティクスアソシエーション 大内 範行生成AIに仕事をさせてみたものの、表面的なコメントしか出てこなかった──そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 「プロンプトが悪 …