活動報告

2014年8月6日に、ウェブアナリスト養成講座「伝えて動かすためのアクセス解析。施策をドライブするレポーティング&コミュニケーション手法」が開催されました。途中にワークショップを行いながら、ビジネスゴールに繋がるレポート作成のために、どのようにしたらよいのかをお話しして頂きました。講師は小川卓氏。まず「プロポーズしていますか」との問いかけから始まりました。データをまとめて報告するのではなく施策や提案をすること、ビジネスに貢献できるアクションを行うことが大事だということです。

レポートに必要な要素は、結果、仮説、打ち手の3つだと言います。誰にどういう目的で報告をするのか、そしてアクションに繋げるために「気づき」「要因」「考察」の3つをレポートに盛り込む必要があるとのことです。

レポートのサイクルには「目標設定」「課題設定」「要件落とし込み」「要素の洗い出し」「レポート作成」「報告」「アクション」「評価」があり、それぞれについての説明がありました。レポートの作成頻度別の内容と作り方の例も紹介して頂きました。その上で自分のサイトを題材にして、データ確認シートを作るワークショップを行いました。

後半は、まず表やグラフのよい表現方法について例を挙げて解説します。その後、実際のレポート作成例を紹介します。その中でもレポートの冒頭に置くサマリーシートが重要で、1枚3分で説明できるシートを作ろうといいます。

このサマリーシートについても実例を紹介した後、自分のサイトのサマリーシートを作るワークショップを行いました。ワークショップをしっかりやったのは久しぶりだったので、一方的に聞くだけでなく、自分事として手を動かすことで再発見もあったのではないでしょうか。

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参加者の声

【女性 一般社員】ワークがあったことで「頭ではわかったつもりになっていたけれど実際は…」といった気づきが得られた。

【男性 課長】レポートの目的、伝え方のこつ、継続するための考え方など、今使っているレポートを見直しに参考となる話を多く聞くことが出来ました。

【男性 一般社員】具体的なグラフの作り方や、レポートを作成する際の注意点など、普段レポートを作っている時には忘れがちなことを改めて認識できたこと。。

【女性 部長】2012年1月にも小川さんのセミナーを受講して、その後すぐに社内レポートにアクセスサマリシートを取り入れ、現在も継続しています。社内スタッフのヒアリングはしていないのですが…。現在はクライアントのサイト分析レポートも行っていて、サマリシートを付けていますが、サイトの成長を感じる事ができると評価頂いてます。今回は前回の復習のようになりましたが、今日教えて頂いたものを幾つか採用して、さらに伝わるレポートにしていきます。

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