活動報告

2014年5月13日に特別セミナー「DMP 〜その本質を理解し、どう活用すべきか〜」が行われました。最近よく聞くキーワードであるDMPについて理解を深め、どのようにして活用すればよいのかという趣旨で企画しました。

福田晃仁氏(株式会社スパイスボックス)と平原昭次氏(株式会社ALBERT)に講師をお願いしました。

第1部は福田様の方から、まず顧客データの量の爆発や生活者環境の変化、テクノロジーの進化といったDMPが発生してきた背景を解説して頂きました。その上で大きく分けるとプライベート型とデータセラー型の二つがあるということで、それぞれ「広告主」「市場」が主語であるといいます。アドテクノロジーのカオスマップを見せながら、分かりやすく整理されていました。

その上でデータセラー型とプライベート型それぞれの仕組みと使い方を説明され、最後はヤフーやグーグルなども含めた最新状況も知ることもできました。

第2部は平原様の方から、プライベートDMPをどのように活用して成果に繋げていくのか、ご自身のコンサルによる事例を交えてお話し頂きました。One to oneマーケティングには顧客理解が不可欠ということで、ヒトラモノ(情報)あるいはヒトラモノ(情報)ラタイミングの最適化の視点で具体的な分析方法の紹介がありました。

CRMにおいては最適化と自動化が必要で、顧客分析からシナリオ設計を行い、合致した人に自動的に適用していくというのがよいといいます。導入までの流れでは、当然システムや機能から始めないことが大事で、課題解決から入るのが重要とのことで、ある程度時間を掛けてじっくり取り組むことの必要性を確認することができたのではないでしょうか。

参加者の声

【男性 係長】1部では、概念を中心に体系的にご説明いただき大変理解しやすい内容でした。特にDMP(1stデータ・3rdパーティデータ・広告配信データなど)でのDMPの使い分に関して事業活動を進めていく上で理解につながった。2部では、プライベートDMPの活用や事例を中心に解説いただきましたが、シナリオ設計や顧客行動に応じたマーケティング活用手法や事例など使い分けに関して理解出来た。

【女性 一般社員】DMPの概要からデータマーケティングへの活用まで広く知ることができ、非常に有意義なセミナーであったと思います。

【男性 部長】セミナー後の質問でレコメンドエンジンとDMPとの違いについて話すことができて少し理解できた。

【男性 一般社員】ALBERT・平原様のお話がとてもためになりました。まさに今、DMP導入プロジェクトの真っ只中にいるため、導入時の注意点など諸々お話されていた内容を聞けたことにより、視野が広がりました。

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