【メルマガコラム】定型レポートの定義や集計方法を変更する際に気づいたこと

ALBERT 浜田 和美 発信元:メールマガジン2016年11月2日号より ALBERT 浜田 和美

はじめまして。ALBERTの浜田と申します。今回より当コラムにて寄稿させていただく事となりました。
勤務先では様々な自社サービスの企画・初期導入・運用に携わり、近年ではディスプレイ広告の運用、DMPの運用コンサルを担当しております。運用をしながら感じたことや事例などを書かせていただければと考えておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

日頃の業務の中で、定型レポートを見る機会を持つ方は多いのではないでしょうか。私自身クライアントや弊社コーポレートサイトのレポートをたびたび見ています。定型レポートに関するお話しは、過去にも当メルマガコラムでさまざまな方が触れていらっしゃるのを拝見しておりました。

プライベートDMPやマーケティングオートメーションなど、様々なデータを用いて施策を実行していますと、プロジェクトが進行していくにつれデータの量・質が高まっていくことがあり、より精緻に指標を追いかけることができるようになります。ある程度データが揃ってきたタイミングでより深い顧客理解のため、指標の見直しや、レポートの定義、レポートに使用するデータを変更する話があがります。今回はレポート定義の変更をする際に私自身が体験して気づいたことをご紹介します。

プロジェクトのリピーターの定義の変更を例にします。
自社のユーザの分布を把握、更にリピーターを増やすよう各層のユーザ別に異なるアプローチを実行するために、リピーターを定義づけることが多いです。リピーターの定義は企業やサービスによって分類方法は様々ですが、一般的に「見込み客(未購入者)」「初回購入者」「リピーター」などと定義し、次回購入までの日数や購入回数、購入金額などを用いて決めるケースが多いです。今回は次回購入までの日数を見直し、購買期間の定義を変更いたしました。

レポートで取り扱う定義の仕様を変更した際、どのような数値になるか具体的に想定しづらいこともあります。ある程度、数値が変わるでしょうが、極端に変わってしまった場合、仕様をそもそも見直すべきか、判断が難しい場合が発生します。そのため、定義の変更後も、施策実行者およびレポート作成担当者とですり合わせる必要があります。

実際に、私が体験したリピーター定義変更の場合、実際の数値がどう推移するか、想定しづらい状況でした。
そこでリピーター数が多くなる時期を仮定し、明らかに想定数値よりも違った場合は、定義そのものを見直すよう合意して進めました。
もちろん、過去のデータなど検証データを手配し、新旧の結果を照合すればよいのですが、検証データの手配が難しい場合もあります。今回がまさにそうでした。その場合には、どの月が最も数値が大きく変わると考えられるか、全体を通した数値の推移など仮説を立て各位に共有することにしました。確認の基礎となる仮説と、確認する時期が明確であれば、確認スピードも速くなり、新しい定義の完了までよりスムーズに進みます。

今回の例はより精緻に指標を追いかけるためのレポート変更が目的でしたが、扱っているデータが多くなるほど各項目の定義も増え、徐々に混乱しやすくなることもあり得ます。その場合も、シンプルに状況を把握し数値の認識が各位に正しく伝わりやすくするという意味合いで必要に応じて定義を見直し、スムーズに変更しながら、プロジェクトのコアメンバーにとって日々の業務に寄り添いやすいレポートにできればと考えています。

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