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活動報告

| 開催日時 | 2024/01/25(木) |
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| 会場 | オンラインセミナー |
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レポート執筆
株式会社真摯 いちしま 泰樹
2024年1月25日にセミナー「生成AIのデジタルマーケティング活用、それぞれの現在地」を開催いたしました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
企画した初期は、「デジタルマーケティング各領域のコンサルタントが生成AIをどのように活用しているかを知りたい」という半ば興味本位の動機からスタートしました。これは自分自身も有用なテクニックを得られればラッキーだと考えていました。しかし、イベントが進行するにつれ、3名のスピーカーによる多様で深い視点や考え方に期待以上の充実した内容となり、非常に興味深いものでした。
生成AIの便利な使用を考える中で、私たち人間が直面する根本的な問いは「人間の価値と役割とは何か」というものに行き着くのではないかと思います。これはまさに哲学の領域です。
セミナーでは、株式会社キーワードマーケティングの川手様、株式会社プリンシプルの外山様、アユダンテ株式会社の春山様の3名をスピーカーとしてお迎えしました。彼らはそれぞれ運用型広告、SEO、デジタルマーケティングエンジニアリングの異なる分野の専門家です。
この3名のスピーカーは、ビジネスとプライベートの両面での具体的なAI利用事例を紹介してくださいました。ビジネス業務における応用例として、企画の壁打ち、文字校正、ドキュメントの翻訳や要約など、主に時間節約やアイデア生成のための利用が進んでいる様子が印象的でした。春山様によるコード生成のデモンストレーションは、エンジニアリングの民主化の可能性を感じさせるものでした。
一方、社内でのAIの活用やチーム間での利用方法の違いは、企業の文化の違いが表れていると感じられました。セミナーの司会進行をしながら、「Web2.0」が興隆した2000年代中頃以降のWebサービスの利用具合や、梅田望夫氏の著書『ウェブ進化論』に登場した「知の高速道路」の話に考えを巡らせることがありました。
最後に、「1年後または3年後、どのような世界になっていると思いますか?」という問いを投げかけました。予測不可能であるという前提のもとに尋ねた質問でしたが、「新しいツールを手に入れた後の人間の価値と役割」というテーマに関するいくつかの洞察が挙げられました。これは個人的にも改めて大きな気付きでした。AIに任せることが増えるにつれ、「では人間のやるべきこととは何か」という問いが自分に返ってきます。今後数年間は、人間がAIとどのように共存していくか、哲学的な問いに直面する時代となるのかもしれません。
▼有料個人会員、有料法人会員は、このアーカイブ動画を視聴できます。(2025年1月29日まで)

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