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活動報告

| 開催日時 | 2018/05/10(木) |
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| 会場 | 東京 市ヶ谷 |
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2018年5月10日に、「あなたのGoogle アナリティクスの分析を改善アクションにつなげる Optimize/GTM/各種レポートツール」が開催されました。
今回からセミナー編成委員会が組織され、このセミナーは運営堂 森野 誠之 氏が企画しました。セミナーの企画から当日の司会運営まで実施しています。
今回は三部構成です。
第一部はHAPPY ANALYTICSの小川 卓 氏からGoogle アナリティクスを使う上で役立つテクニックとツールの紹介です。第二部はアユダンテの高田 和資 氏からGoogle オプティマイズの使い方の紹介、第三部は、運営堂の森野 誠之 氏からGoogle タグマネージャの便利なカスタマイズ項目の説明がありました。

▲株式会社HAPPY ANALYTICS 小川 卓 氏
第一部:Google アナリティクスをより便利に使うためのテクニックとツール紹介
小川 卓 氏(株式会社HAPPY ANALYTICS)
個別のツール紹介の前に「Google アナリティクスから気づきを発見するために分析「前」にすることと やってはいけないこと」について解説がありました。大事なポイントです。
分析する上でまずゴールを確認し、その上で仮説を洗い出して分析に取り掛かることが大事です。
その逆に目的なくレポートを1つずつ上から見ていくことは無駄で気づきもないので、やってはいけません。
目的はサイトを改善することで、分析はその手段です。改善ポイントの気づきから、常に何が出来るかを意識することが大事です。
またB2BやB2Cなどの業種モデルごとに、どういった点をチェックすべきか、詳細に説明がありました。
次に標準のデータから一歩前に進むために「こんなデータが取れていればいいのに」という発想(設計)も大切です。この発想から次のデータ設計につなげていきます。
Google アナリティクスを補完する効率UPのための便利ツールとして主に以下のものが紹介されました。
■ Google Tag Assistant (Chrome拡張機能) データ取得確認
■ Table Capture (Chrome拡張機能) レポートのコピペ機能
■ Da Vinci Tools (Chrome拡張機能) レポート画面の拡張
■ Wirify (Bookmarklet) レイアウト確認から改善提案へ
■ Analytics Edge / Data Studio など エクセルなどのダッシュボード
分析のプロセス全体を俯瞰した上で、こうした便利ツールを使いこなすことで、分析の時短を実現できます。その結果、本来やるべき気づき発見や改善案検討に時間を使うことができます。

▲アユダンテ株式会社 高田 和資 氏
第二部:Google オプティマイズの使い方 ~ABテストを始めよう~
高田 和資 氏(アユダンテ株式会社)
最初にGoogle オプティマイズとは何か? Google オプティマイズで何が出来るのか概要のわかりやすい解説でスタートしました。
併せて、それぞれのテスト手法や、おおまかなウェブテストの流れ、そしてレポート画面の確認方法などの解説です。
Google オプティマイズは無料で本格的なテストが行える強力なツールです。有料版に比べて同時テスト数などに限りがありますが、A/Bテスト、多変量テスト、リダイレクトテストを行うことができます。
次にテストを行う事前準備から、タグの設定、テストの設定についての詳しい解説が続きます。
無料ツールとはいえ、導入設定は少し複雑です。Google タグマネージャを使う場合や使わない場合、Googleの推奨は直張りの方法ですが、現実的にはタグマネージャを使った設定が多いようです。
また、Google オプティマイズは、Google アナリティクスとの連携が武器ですが、両者のレポート数値に若干の違いがあり、その点も解説されました。
今回は導入設定などツールの解説がメインでしたが、同時にテストにあたっての心構え、仮説を立てることの重要性、そして実際のテスト事例の紹介やクイズもあり、最後にはテスト結果を振り返る重要性が強調されていました。
全体を通してGoogle オプティマイズとテストの流れ全体と実践方法を、わかりやすくつかむことができました。

▲運営堂 森野 誠之 氏
第三部:これで安心!Google タグマネージャの基本設定からカスタマイズまで
森野 誠之 氏(運営堂)
最後に短い時間の中で、Google タグマネージャの有効な設定方法やつまづきがちなポイントについて、森野氏の豊富な経験に基づく解説がありました。
講演で触れられた主な項目は以下の通りです。
■ 同一URLで遷移するフォームへの対応
■ AdWordsからの流入が取れない場合の対応
■ ログインユーザーだけの区別
■ クリック計測
■ スクロール量の計測
■ YouTube動画の計測
大事なポイントとしてあげられたのは以下の点です。
■ タグマネージャのプレビューのチェック方法と、その優秀さが語られました。
■ イベントの計測にGoogle タグマネージャーが最適
■ 変数を使うと取れそうにないデータも取れるようになる
■ ユーザーの行動を細かく計測して目標やCVタグを配信することが可能

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