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活動報告
2014年6月25日に、a2i特別セミナー「改善活動を継続する鍵は何だろう? ~グロースハックに学ぶビジネス改善~」が東京秋葉原で開催されました。
今回は3部構成で、ウェブやアプリの改善に取り組む経営者、現場の方、合計5名の講師の皆様にご登壇いただきました。
株式会社nanapi 代表取締役 古川健介氏

第1部は、株式会社nanapiの代表取締役、古川健介氏から、「改善を文化にするコミュニケーション手法」と題して、改善活動やグロースハックの推進にあたって、どのようなチーム構成、コミュニケーションがよいのか、nanapiでの具体的な取り組みも交えてお話をいだきました。
まず、古川氏が考えるグロースハックは、「自動的に改善が回り、数値がよくなっていくこと」で、マーケティングと技術開発の両方の知見が必要です。続いて、「実例を見て表面だけ真似してもほとんど意味がない」というスライドで、セミナー等で事例を聞いて真似したものはたいてい失敗した、との実体験が語られます。そして、チーム作りの大事なポイントについて、実例を交えた話が続きます。
セッション全体を通じて、ビジョンを基準にすること、ユーザー視点に立つこと、その上で改善を文化にすること、の大切さが強調されていました。

株式会社ドリコム 中山心太氏

第2部では、株式会社ドリコムでデータ分析に従事する中山心太氏から、スマートフォンアプリのマーケティング手法について、陥りやすい問題点と、アプリケーションの分析を通じた問題改善事例を紹介いただきました。
まずはじめに、ソーシャルゲームのアプリの現状について、アプリマーケットのランキング重視の取り組みに変わってきている状況が共有されます。次に、KPIに関連した失敗の具体的な事例が続き、部門間で別々のKPIを追うことでターゲットユーザーとは異なる層に広告が展開された様子が、生々しく語られました。最後に、KPIを追い求めるだけでは限界があり、イノベーションが必要との指摘がありました。
KPIはあくまで先行者がいる改善の道で、根本から大きく改善するためには、KPIを離れることも大事です。この点は、nanapiの古川氏の講演で強調された話と重なります。
講演資料はSlideShareで一般公開されています
株式会社ドリコム

株式会社Zaim 代表取締役 閑歳孝子氏
クックパッド株式会社 執行役員 加藤恭輔氏
AppSocially Inc. CEO 高橋雄介氏

第3部は、パネルディスカッションの形式でした。家計簿サービスZaimを企画開発した、株式会社Zaim代表取締役の閑歳孝子氏をモデレーターに、クックパッド株式会社執行役員で、書籍「グロースハッカー(日経BP社)」の解説も書かれた加藤恭輔氏、そしてブログ GrowthHacker.jp を運営し、米国カリフォルニア州マウンテンビューを起点にアプリビジネスを展開する、AppSocially Inc. CEO高橋雄介氏のお三方にご登壇いただきました。
自己紹介からはじまり、お三方がそれぞれタイプの違うサービスに取り組んでいることがわかります。しかし一方で、グロースハックで陥りがちな点に話が及ぶと、3名の登壇者のお話が一致してきます。データ等の定量的な面の追求だけではなく、ユーザーの声や行動に大きな改善のヒントがある点が議論されます。
その後、日米の違いに話が及び、Facebookの画像にタグ付けする機能の紹介がされました。さらに、最初の一歩で何をすべきか、という初心者にも参考になる具体例が語られます。会場からもいくつか質問が行われ、時間が短く感じられるエネルギッシュなディスカッションとなりました。

【女性 課長】現在取り組んでいる具体的な事例と、数字だけではない業務の取り組み方やモチベーションなどの話が聞けて、とても面白かった。グロースハッカーについてもとても興味深く感じた。
【女性 係長主任】成功例や失敗例が多く盛り込まれていたところ。具体的に実施を検討してみたいと思いました
【男性 一般社員】グロースハックの方法論にとどまらず、考え方の話が聞けて、自社でグロースハックチームを作るにあたっての、道筋が見えてきてよかったです。また、アプリ開発は自社と同じ悩みを抱えているということがわかって、参考になりました。
【女性 一般社員】色々な事業の視点からお話が聞けたのが興味深かったです。かなり具体的な話を聞けたのがよかったです。パネルディスカッション形式のセッションも、登壇者の率直かつ自然な意見が聞けてより納得感がありました。
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