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活動報告
2012年7月19日、「新任ウェブ担当者のためのスマートフォン」セミナーが行われました。講師は以下 4名の皆さまです。
株式会社アイ・エム・ジェイ 川畑 隆幸 氏、株式会社マイナビの三森 一将氏、グーグル株式会社の大内 範行、アナグラム株式会社の阿部 圭司氏です。4 名がそれぞれの立場と経験から、スマートフォンサイトとそのビジネス改善についてお話いただき、スマートフォン解析を俯瞰するセミナーとなりました。
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第一部は川畑氏(IMJ)の「スマートデバイスのユーザー像と最適化のヒント」です。
解析の前にまず市場とユーザー像を把握します。スマートフォンのユーザーについて、独自の調査結果もまじえた興味深い話が展開します。
そもそも、スマートフォンのセグメントは、単純に年代と性別で区分できる世界ではなく、意思決定の状態の違いで分類すべきです。特に、スマートフォンとソーシャルの関連は深く、EC購買の割合はまだまだ低いものの、口コミの影響が大きく意思決定に関与する姿と、購買後に、情報共有する傾向も強く出ています。
スマートフォンが、フィーチャーフォンを逆転すると予測されている2014年が、重要な変換のポイントであり、PCと異なる意思決定のプロセスを持つスマートフォンに、独自のマーケティングが必要になります。
第二部は、メディアのサイト最適化事例です。マイナビニュースの三森氏から現場の取り組みが、具体的な経験を中心に紹介されていきます。現場の経験を生のままお話いただき、とても貴重なお話でした。
昨年 4月にスマートフォンサイトを立ち上げてから、解析データを分析し、これまでに 3回メジャーなサイト改善を行ったそうです。
結果的にアクセスは大きく増え、今やチームのメンバーは全員、解析データを見ながら仕事をしています。仮説を立てながら、改善からデータの分析チェックを早いサイクルで回していくことが特に重要で、計画 (P) には時間をかけず、開発や実装、そして確認チェックのプロセスにエネルギーを注ぎます。多くの場合、推測とは違う結果が発見され、そこから改善がスピードアップしていったそうです。
第二部の捕捉として、グーグル株式会社の大内 範行から、Googleアナリティクスのスマートフォン解析の機能とポイントが紹介されました。ファーストパーティーCookieを使うGoogleアナリティクスは、スマートフォンでもPCの設定と変わらずに、そのまま解析ができる利点があります。モバイルに特化したデバイス別、OS別、解像度別のセグメント化も容易です。
また、スマートフォン解析の取り組みとして、データから改善をはじめるのではなく、仮説と実装から、その結果分析を評価する、というプロセスが大事だ、という点は、マイナビ三森氏のお話とも共通する点でした。ナビゲーションを明確に、シンプルにし、写真、文字は大きめにする、ページの下の方にユーザーの視線が行く傾向があるため、ページ下部のアクションも重要である点などが共有されました。
第三部の阿部氏はスマートフォンでのリスティング広告の取り組み、というテーマです。そもそもスマートフォンとはマーケティング的にどういう意味があるのか、というところからはじまり、あくまでユーザーをしっかりと見て取り組まなければ、流行を追いかけても無駄な努力になってしまう、というメッセージが、プレゼン全体を通して感じられました。
スマートフォンサイトでは上位表示が圧倒的に有利である反面、予算消化が早くなりがちなので、運用上の配慮がPC以上に必要になります。また、フリック入力や予測変換機能などから、思ったよりは打ち間違いは少なく、複数の言葉が選ばれる傾向もあるようです。しかし、そういったテクニック以上に、上位表示できちんと効果を出すためには、PC以上に、キーワード選び、ユーザー選びが重要になってきます。
セミナー実施後も、講師の皆さまは会場で、参加者からの質問や相談に答え、活発な意見交換が行われました。
以上
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