リリースやお知らせ

アクセス解析の集計と用語定義ガイドライン」を発表
〜アクセス解析の標準化推進を目指して〜


アクセス解析イニシアチブは、本日「アクセス解析の集計と用語定義ガイドライン(第1版)」を発表します。
【背景】

近年日本でもウェブマーケティングが浸透し、多くの企業から、自社のホームページやウェブサイトについて、アクセス解析に関するデータが発表されるようになりました。しかし、「ページビュー」や「ユニークユーザー」など、アクセス解析の基本的な用語に関し、各社各様の定義あるいは指標名が利用されているため、読者やユーザーの理解を阻害し正確な判断がしにくい状況となっています。
この用語定義や指標名の統一が、国内でアクセス解析そのものの認知や理解の向上に不可欠であることから、今回「アクセス解析の集計と用語定義ガイドライン(第1版)」を発表しました。
「アクセス解析の集計と用語定義ガイドライン(第1版)」のPDF版は、下記のURLからどなたでもダウンロードできます。

[ ダウンロードURL ] https://a2i.jp/cms/wp-content/uploads/mt-img/a2i_KPIstandardver1.pdf
[ ファイル名 ] a2i_KPIstandardver1.pdf
[ ファイルサイズ ] 26KB

【目的】
「アクセス解析の集計と用語定義ガイドライン(第1版)」を作成した狙いは、用語、用語の定義、集計方法の定義などに関し、ユーザー同士、ユーザーとツールベンダー、ユーザーとコンサルタントが共通の認識のもとで話せる環境作りを推進します。また当該ガイドラインにより、多くのパブリックコメントを集めることを目的としています。今回発表の第1版では、基本指標である「ページビュー(数)」「訪問(のべ訪問者数)」「ユニーク訪問者(数)」「ページ滞在時間(訪問滞在時間)」の4つと「データ収集方法の明示」のガイドラインに関して記載しています。

【将来】
本ガイドラインの適用範囲は適宜拡げていく予定ですが、当初はパソコンのブラウザからのウェブサイト利用に限定しています。尚、今回はウェブマーケティングに役立つ用語を中心に掲載し、広告効果測定ツールによる広告の計測、ウェブサーバーのシステム負荷の監視などの指標は対象外としています。

今回標準化の取りまとめを行なった、アクセス解析イニシアチブ標準化分科会リーダーの衣袋宏美氏(株式会社クロス・フュージョン代表取締役)は、次のように述べています。
「本ガイドラインはアクセス解析イニシアチブが、業界を取りまとめて方向性を提示し意思決定をしたものではありません。業界関係者が共通認識で話ができるような標準化されたデータを利用するためのガイドとして頂ければと考えています。本ガイドラインに(第1版)とついていますように、今回、パブリックコメントを募集し、今後の改訂を進めていくためのドキュメントで、あくまでスタート段階です。業界関係者の積極的かつ建設的な意見のフィードバックを期待しています。アクセス解析ツール提供側にとっては、このガイドラインを参考にして、何を開示することが、利用者側の便宜を図ることになるのかの一助として頂き、利用者側もこのガイドラインを参考にして、どのように指標を活用すべきかを学ぶきっかけにして欲しいと思います。」                      

■この件に関するお問い合わせ先、パブリックコメントのフィードバック先
【法人名】  アクセス解析イニシアチブLLC
【所在地】  東京都港区麻布十番4-1-8 三和第一ビル4F
【URL】   アクセス解析イニシアチブ・ホームページ https://a2i.jp/
【代表】   大内 範行 (アユダンテ株式会社 チーフ・ウェブアナリスト)
【お問い合わせ】  メール info-gen@a2i.jp

以上

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