【活動報告】特別セミナー「Google アナリティクス アドバンスド ~無料版GAでここまでできる~」(2016/10/18)

2016年10月18日に、特別セミナー「Google アナリティクス アドバンスド ~無料版GAでここまでできる~」が開催されました。

講師は、古賀 雄高 氏(Google 株式会社)、村山 佑介 氏(アユダンテ株式会社)、木田 和廣 氏(株式会社プリンシプル)、山田 良太 氏(株式会社オロ)の4名による四部構成で、データの収集時におけるカスタマイズやデータ連携、集計時のカスタマイズなど、高度な分析に耐えうるような準備を中心にお話し頂きました。

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第一部は古賀さんの「Measurement ProtocolとData Import ~Google アナリティクスによるOnline-Offline連携のベスト プラクティス~」でした。Measurement Protocol(MP)とData Import(DI)概論を展開して頂きました。どちらの方法を使うにしても、まずは何をやりたいのかということを明確にしようと言います。そして、それに相応しい方法を選択することです。

レポートに例えると、DIはディメンションを新しく作るイメージの場合に、MPは指標部分の一つ一つのデータを送るイメージだと考えるとよいと言います。その上でDIとMPの特徴と実装方法、利用例などをそれぞれ解説して頂きました。途中にデータインポートの実演もあり、最後は海外の事例をご紹介頂きました。実践してみるといろいろとハードルはあるのですが、それぞれの仕組みを分かりやすく整理して伝えて頂き、トライしてみようと思えたのではないでしょうか。

第二部は村山さんの「マイクロモーメント時代における流入計測とこれからの分析視点」でした。大きく4つの話がありました。一つ目はutmパラメータを正しく使うということ。二つ目は意図したチャネルグループで分析すること。三つ目はコンテンツグループを使い俯瞰して見るということ。四つ目はこれらの諸設定を行った上で、どのように流入チャネルの役割をみつけるための分析を行うかという話でした。

アプリ内ブラウザによる閲覧の場合に相応しい参照元を付けるアイデアや、カスタムチャネルの設定に参照元とランディング ページの組合せを使うというアイデアなどは、すぐに真似してみたい方法だったと思います。

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第三部は木田さんの「ローデータレベルで汎用的な分析を実現するための方法と分析例」でした。ユーザーエクスプローラーについて少し触れた上で、カスタムディメンションを利用してローデータを取得する方法とそのデータ形式はどのようなものか、そして実際にそれをどのように活用するのかといった話でした。

具体的にはまずタイムスタンプとクライアントIDの二つをカスタムディメンションに取得する方法を紹介しました。さらにデータを利用しやすくするためにページビューヒットなどもイベントに統一してしまうと後々楽になるということです。一方データを加工するにはカスタムレポートでは力不足なので、APIでまとめて取得してからBIツールなどの力を借りるのがお薦めだとのことです。

第四部は山田さんの「拡張eコマース実装のベストプラクティス」でした。まだ殆ど普及が進んでいない拡張eコマースの導入の準備・実装の具体的な方法を知り、 実際に導入を始められる状態になることがセミナーのゴールだとして始まります。拡張eコマースの概要、実装を始めるにあたっての注意、具体的な実装方法についてお話し頂きました。

まず通常のeコマース計測との違いを話し、どのようなレポートを見ることができるのかをGoogleのデモアカウントの例を紹介しました。そして実装は優先順位をつけて、あまり欲張らないことも重要だと言います。後半は具体的な実装についての話です。開発者サイトに書かれているような方法とは少し違ったユニークなアプローチだと思いました。

第二部から第四部までの実装の部分では、Google タグマネージャの利用が前提の実装方法が紹介されていましたが、講演者の多くから話があったポイントは、技術に寄り添うということだったと思います。マーケターは自分でプログラムを書かないまでも、技術に強いことが求められている時代になっていることを感じました。


参加者の声

【女性 部長】
実際に使ったことがなかったメジャメントプロトコルやデータインポートの使い方のポイントやローデータを使った詳細分析など、あまり聞けないようなお話があってとても勉強になりました。

【男性 一般社員】
お一人お一人の持ち時間はタイトですが、その中に実践的な情報をきっちり詰め込んでいただいて、非常に充実した内容でした。知らなかったことあり、「知って」はいても実は身についていなかったと気づかされることありの、良い意味で「まだまだこれから」だなと実感しました。

【男性 課長】
Measurement Protocolは機会があれば試してみたいと思いました。解析担当者が「テクノロジーに寄り添う」という言葉が印象的でしたし、その通りだと思いました。

【男性 係長・主任】
データ連携をはじめとするGAの多様な新機能の活用法から、分析で見たいディメンションに効率的に落とし込んで型を整える効果的な方法がレクチャーして頂けたと思います。

【男性 課長】
個別テーマに興味があっても、調査に時間が掛かるため着手していない部分があったが、概要からマニアックな部分まで知ることが出来、さまざまなヒントを得ることが出来た。