【活動報告】ウェブビジネス最適化セミナー 小さなチームで大きな成果

2010年12月7日 ウェブビジネス最適化セミナー2010年12月7日、「小さなチームで大きな成果」というテーマによる「ウェブビジネス最適化セミナー」が開催され、7名の方々にご登壇いただきました。それぞれコンサルタントや運営者という立場で、限られた予算やリソースの中、日々どのように改善への業務に取り組んでいるか、具体的なお話をいただきました。

当日は多くの受講者の方々にご参加いただきました。ありがとうございました。

■新Yahoo時代はキーワード分析の基本を徹底しよう

アユダンテ株式会社 江沢真紀様

江沢様からは、これまでのSEO面でのコンサルティングのご経験から、キーワード分析の具体的な手法を中心にお話しいただきました。

まず、ビッグキーワードやトレンドの把握、サイト内検索のデータから導き出したキーワードがユーザーとの出会いを増加させた事例をさっとご紹介。アクセス解析のデータはニーズの宝庫であるとします。

その後、ゼロから効果的にキーワードを選ぶ方法として、ツールを使った調査方法や「キーワードMAP」を作成する方法など、5つの手法を提示いただきました。また、実際にどういったキーワードを選べばよいのかについて、複数表記や季節キーワード、年代や属性を表すキーワードなど、具体例を挙げながらポイントや注意点を数多くいただきました。冒頭に話された「お客様を知る人がSEOに強い」という言葉が印象的でした。

アユダンテ株式会社
ブログ「五足の靴」
 
 

■売れるネットショップ 店長担当者が実践できる商品タイプ別ノウハウ

コマースデザイン株式会社 坂本悟史様

坂本様からは、楽天市場でのコンサルティングやその後のECサイトのコンサルティングのご経験から、成功や失敗を踏まえて思考錯誤した取り組みをお話いただきました。

ECサイトが売れるパターンは、指名買いの「検索」と衝動買いの「露出」の2パターンであり、ECサイトはその2軸で分けられた「ブランドタイプ」「オリジナルタイプ」「総合タイプ」「ニッチタイプ」に分類できるとのこと。それぞれのタイプの傾向と特長を、非常にわかりやすい語り口で解説いただきました。

その中で、検索クエリ数の増加とともにニッチ市場が活性化しているのでは、と坂本様は言います。「客層を絞ると、自然と刺さる言葉が見つかる」とし、実際のECサイトでの例から具体的な企画やアイデア、施策を提示いただきました。そして「自分は何屋か」を突き詰め、前述の4つのタイプを踏まえて仮説を立てることで、改善に向かうと締めくくられました。

コマースデザイン株式会社
「売れるネットショップ開業・運営 eコマース担当者・店長が身につけておくべき新・100の法則」
 
 

■費用対効果を高めるネットマーケティング最前線

サイコス株式会社 青葉哲郎様

青葉様からは、これまでの経歴の中から特に人材系のお話を中心に、まずビジネスを俯瞰してとらえ、そこからKPI設計、そして改善の具体的事例へと、マーケティングの大きな話から実例まで幅広くかつわかりやすいお話をいただきました。

日本の企業は投資はするがその効果測定ができていないというところから始まります。そして、長期中期短期でしっかり目標設定をし、そこからKPI設定、実行体制を組んでいくことが大事とします。また、KPI設定をすると長期の目標設定が見落とされがちとのこと。

その後、様々なサイトの実例を挙げながら、ランディングページの改善、リスティング広告でのCPAの改善、リターゲティングの取り組みやSEO、エントリーフォームの改善の話など、多岐に渡りながらも非常に具体的で、全体としてどうパフォーマンスを上げ改善していくかというお話をいただきました。大規模な取り組みの事例ではあったものの、そのエッセンスを持ち帰っていただければ、と青葉様。

余談的にお話しされたソーシャルメディアへの取り組みに対しても、決して小手先のテクニックではない本質のお話をいただきました。ウェブビジネスとしてではなく、「ビジネスとして」どう改善していくか、という一貫した内容でした。

サイコス株式会社
 
 

■事例研究 小さなチームで大きな成果 発注側、受注側 成功するチームの作り方

株式会社クリエイティブホープ 大前創希様 / WWFジャパン 三間淳吉様
株式会社Siempre 鷲見貴人様 / ウッズランド「本棚屋」 脇田義明様

パネルディスカッションの形式で、WWFジャパン様とウッズランド様の「本棚屋」サイトの事例について、受注側と発注側のそれぞれの立場での視点や取り組みについて、各人にお話しいただきました。

なぜそれまで改善ができなかったのか、なぜそこにお願いしようと思ったのか、そして改善後成果を上げたその要因についてなど、普段聞けない裏話も含めて興味深い内容が展開されました。

「運営までを想定した提案だった」「最初から深く理解していた」「最初のコンタクトのときに営業的な話が一切なかった」など、参考になる点が多くあったのではないでしょうか。「クライアント」と「業者」ではなく、互いをパートナーとしてとらえることの重要性がかいま見れました。成功要因として最後に参加者からも挙がった「(任せきりではなく)一緒にコミットしていく」という言葉が、このパネルディスカッションやイベントをまとめていました。

株式会社クリエイティブホープ
WWFジャパン
株式会社Siempre
本棚屋

Twitterのまとめです。
Togetter – 「a2i ウェブビジネス最適化セミナー」

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