【活動報告】特別セミナー「機械学習の基礎と活用最前線」(2016/12/15)

2016年12月15日に、特別セミナー「機械学習の基礎と活用最前線 ~機械学習を活用するうえで知っておくべきこと~」が開催されました。

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今回はアルベルトの青木 健児 氏をお招きし、機械学習とはどういった技術で、どのようなことができるのかについて講演して頂きました。

前半は、機械学習とはどういうものなのかを丁寧に解説して頂きました。機械学習を理解する上でまず5つのポイントがあるという話から始まります。一切数式のようなものは使わずに統計分析の話を説明するのは非常に難しいと思うのですが、過学習、特徴量などという普通の統計分析ではあまり聞かない言葉についても、分かりやすい説明がありました。

その上で、分析手法には3つあると言います。教師あり学習、教師なし学習、強化学習の3つです。この辺りから、実際の利用シーンを交えながら具体的な活用のイメージに繋げていきます。そしてどういう目的の場合にどの手法を使えばよいのかを、最後にまとめて頂きました。機械学習に限定しませんが、目的に応じてどのような分析手法を用いるのがよいのか、下記ページも挙げて頂きました。
顧客分析/商品分析/IoTデータ分析/商圏分析/広告分析

後半は「機械学習」をどう活用したらよいかということで、応用事例と留意点の二つがテーマです。応用事例としては、商品売上予測、マーケティング・ミックス・モデリング(複数のマーケティング施策の効果を評価するためのモデル)、ユーザー・セグメンテーション、広告配信最適化の4つを紹介して頂きました。

留意点ですが、扱うデータの正確な理解が重要である、とか、異分野の専門家の協働が成否のカギ、などがありましたが、「参加者の声」にもありますが、私も「本当に機械学習が必要か」というのが刺さりました。「分析手法の適切な選定は課題の正しい理解から」とのことです。様々なことにトライすることは否定しませんが、単に流行っているから飛びつく必要はないわけです。

終演後には着席しての相談会を開催しました。名刺交換レベルをはじめ、熱心に話し込んでいる方もいらっしゃいました。

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参加者の声

【一般社員】
機械学習の概要をわかりやすく説明していただけてよかったです。これから勉強していくのにも、まずどこから手をつけるべきか、ということも道筋を教えてもらえてよかったです。

【男性 一般社員】
具体的な事例を聞けたことで、機械学習をどのように自分達のプロジェクトに取り込めば良いかのイメージを付けることが出来ました。エンジニアとのコミュニケーションが大事であるという点も、何を行うにも大事な視点だなと思いました。

【男性 係長・主任】
機械学習のセミナーは、ビジネス的な概念部分やツールの説明が多かったので、モデルの部分について踏み込んで説明されていたので、わかりやすかったです。

【男性 一般社員】
「本当に機械学習が必要か」という点にとても共感できた。まともに課題を整理できておらず、他の統計的手法も試みる事なく、なんでもかんでも機械学習なりディープラーニングなりで解決できるであろうと考えている人が本当に多い。実装成果ばかり話が来て、機械学習を導入するためのプロセスの話を聞きに来る人が皆無である。これは機械学習のみならず様々なシステム開発の課題なのかもしれませんが。

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