【活動報告】ウェブアナリスト養成講座「ウェブマーケティング分析に必要な素養としての統計」

2013年4月17日、アクセス解析のプログラム「ウェブアナリスト養成講座」が行われました。講師は、衣袋宏美氏(a2i副代表、株式会社クロス・フュージョン)、内容は「ウェブマーケティング分析に必要な素養としての統計」です。


第1部は「誤差と統計値」と題し、より統計的な視点でのデータ取り扱い時の注意点のお話でした。データはとても主観的で目的を持ったものであり、発表する際も読み解く際も、誤解を招かない表現や正しい読み取りをしなければならないとします。誤差とその検定方法、リサーチデータの読み取り方、平均と偏り、因果関係と相関関係など、誤解しがちなポイントと注意点を、多くの質問を交えながら解説しました。

第2部は「用途別」のポイントとして、よりアクセス解析の側面に関わる内容が中心となりました。まず、グラフを使った誤解を招く表現を挙げ、恣意的な表現に対して警笛を鳴らします。また、アクセス解析ツールはどのようなデータをどのように収集しているのか、指標の定義はどのようなものか、またそれらが各ツールによって大きく異なる点を挙げ、分析の前にそれらの状況を正しく理解し、分析に耐えるようゴミをなくす設定などが必要だと指摘しました。

分析に必要な基礎の部分であり、Webマーケティングに携わるわたしたちが前提として持ち合わせていなければならない知識です。Webマーケティングの領域はまだ歴史も浅く、表層的な見方や理解をしてしまいがちです。こういった土台を固める貴重な講座だったのではないでしょうか。

以上